血統データ備忘録

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阪神ダート1800m血統傾向分析2022年最新版!好成績種牡馬と産駒の買い時ポイント徹底分析!

 

 

【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、

今回は阪神ダート1800mの血統傾向分析をお届けします!

 

阪神ダート1800mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件【買い時ポイント】を掘り下げて分析していきます!

 

阪神ダート1800mはみやこステークスなどの重賞レースも開催されますし、阪神競馬場開催でレース施行数の比較的多い重要コースとなりますので、今回の分析を参考に予想に役立てていただければ幸いです。

 

データを様々な角度から抽出してみたところ…急坂を2度超えるタフなコース設定だけに、好き嫌いがはっきりと分かれる結果となりました。

普段のコースデータ分析よりもボリューム多めでお届けしていきます!

 

※今回ご紹介のデータは全て2017年以降~2022年10月23日開催分までの集積データとなります。

 

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まずは阪神ダート1800mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。

産駒勝利数ではキングカメハメハ産駒が一位ですが、産駒は今後年々減っていくため今回は割愛します。

好走率の高さが目立つのはオルフェーヴル産駒、キズナ産駒あたり。

シニスターミニスター産駒も勝率が12.3%と高い数値を記録しています。

 

 

続いては産駒勝利数のランキングには漏れたものの、産駒が高い好走率をマークしている種牡馬をピックアップしてみました。

エスポワールシチー産駒、ドレフォン産駒、サトノアラジンン産駒、ドゥラメンテ産駒が阪神ダート1800mで高い好走率をマーク。

特にエスポワールシチー産駒については勝率が20%オーバー、複勝率も40%近い成績ですので阪神ダート1800mがよっぽど合っている印象を受けます。

 

それではこれ以降は、各種牡馬の産駒好走データを様々な角度から分析し、より高い好走率をマークする条件【買い時ポイント】を掘り下げて分析していきます!

 

 

 

 

 

まずは阪神ダート1800mで高い好走率をマークし、産駒勝利数でも上位にランクインしていたオルフェーヴル産駒について掘り下げてみます。

阪神ダート1800mにおけるオルフェーヴル産駒の性別ごとの成績比較です。

牡馬/セン馬が決して低成績ではありません(むしろ好成績)が…

牝馬に限定した際の好走率は目を見張るものがあります。

連対率30%超えは恐ろしい数字ですし、単勝回収率も151%を優秀な成績です。

オルフェーヴル産駒は特に牝馬が狙い目となりそうです。

 

 

続いてはこちらも阪神ダート1800mで高い好走率をマークし、産駒勝利数でも上位にランクインしていたキズナ産駒について見てみます。

キズナ産駒は馬場状態別の成績を抽出してみたところ成績に大きな偏りがみられましたのでご紹介します。

こちらも良馬場の際が低成績なわけではありませんが…良馬場以外(稍重・重馬場・不良馬場)の際に驚異的な好走率をマークしています。

雨が降って湿ったダートになった際、キズナ産駒は阪神ダートで猛威を振るいますので要注意が必要です。

 

 

続いてはこちらも冒頭のランキングで上位にランクインしていたシニスターミニスター産駒について掘り下げていきます。

まずはシニスターミニスター産駒の阪神ダート1800mにおける枠順別の成績です。

真ん中より内枠(1枠〜4枠)と真ん中より外枠(5枠〜8枠)で成績を比較してみましたが…成績に大きな偏りがありますね。

明らかに内枠の時に好成績です。5枠より外に入ると成績が急下降しますので、要注意なデータですね。

 

更にシニスターミニスターについてもう一つ。

本コースにおけるシニスターミニスター産駒の馬体重別の成績です。

460kg未満と460kg以上で線を引いての比較ですが、こちらも成績に大きな偏りがありますね。

急坂を2度越えるコース設定ですので、やはり馬格が合ってパワーのある産駒が成績が良いようです。

シニスターミニスター産駒は阪神ダート1800mでは馬体重460kg以上の産駒を狙うようにしましょう!

 

シニスターミニスター産駒についてのおまけ

460kg以上の産駒が1〜4枠に入った時の成績

 

 

 

 

 

続いてはこのコースで最も要注意と呼ぶべきエスポワールシチー産駒について見ていきます。

エスポワールシチー産駒については枠順別の成績を見てみます。

先ほどのシニスターミニスター産駒同様、真ん中より内枠(1〜4枠)の際に好成績ですね。

外枠の時の好走率もかなり高めですが、1枠〜4枠に入った時の高い成績には驚かされますね!

勝率30%オーバーで単勝回収率265%は驚異的な成績です。

内枠に入ったエスポワールシチー産駒を見つけたらぜひ教えてください!

 

 

 

お次はこちらも阪神ダート1800mで今後要注意となりそうなドレフォン産駒について。

性別ごとの成績比較を見てみます。

牝馬の産駒も複勝率が32.1%ありますが、その割には連対率がやや低めのデータ。

対して牡馬/セン馬は勝率が30%近く、複勝率は40%オーバーとめちゃくちゃ高い成績をマークしています。

ドレフォン産駒の牡馬/セン馬を阪神ダート1800mで見つけたら要注意です!

 

 

続いてはこちらも阪神ダート1800mで高い好走率を記録していたドゥラメンテ産駒について。

馬体重別の成績を出してみたところ、成績に大きな偏りが見られました。

480kg未満のドゥラメンテ産駒は阪神ダート1800mで全く奮わない状況です。

ただし、480kg以上の産駒は高い好走率をマーク。

馬体重で成績に大きな偏りがあるので要注意!ドゥラメンテ産駒は480kg以上の産駒を狙い撃ちしましょう!

 

 

【記事限定掲載記事】YouTube動画では公開していないデータです。

最後はサトノアラジン産駒について見てみます。

阪神ダート1800mにおけるサトノアラジン産駒の枠順別の成績です。

シニスターミニスター産駒、エスポワールシチー産駒とは逆で真ん中より外枠(5枠〜8枠)の際に好成績。

1枠〜4枠の時と比較しても成績に大きな偏りがあるので要注意。エスポワールシチー産駒は阪神ダート1800mでは5枠〜8枠の際に狙うようにしましょう!

 

 

 

 

 

まとめ

以上、阪神ダート1800mの血統傾向分析でした!

特定種牡馬の産駒が驚異的な好走率をマークする条件が複数発見できました!

ぜひ阪神ダート1800mのレースを予想する際にこの記事を何度も読み返して参考にしていただければと思います!

 

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東京ダート2100m血統傾向分析2022年秋最新版!好成績種牡馬と産駒の買い時ポイント徹底考察!

 

 

【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、今回は東京ダート2100mの種牡馬データ分析をお届けします。

東京ダート2100mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件【買い時ポイント】を掘り下げて分析していきます。

ダートの長距離戦、左回り、長い直線と他に類を見ないコースとなりますので、得意不得意が表れやすい舞台設定かと思います。
今回の記事でしっかり分析して予想の参考にしていただければと思いますのでよろしくお願いします!

 

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※今回ご紹介のデータは全て2017年以降〜2022年10月10日開催分までのデータとなります。

 

まずは東京ダート2100mに産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。

 

産駒勝利数ではキングカメハメハ産駒が1位。優秀な回収率が目につきますね。
高い好走率が目立つのはディープインパクト産駒とシニスターミニスター産駒。それぞれ連対率が20%を超えており、ディープインパクト産駒は複勝率も30%を超えています。

このランキングではそれほど目立って突出した成績をマークしている種牡馬はいませんね。
マイナーな種牡馬やまだまだ産駒の出走数が少ない種牡馬にも少し焦点を当てて見たほうが良さそうです。

 

 

続いては先ほどの産駒勝利数ランキングではランク外だったものの、産駒が高い好走率をマークしている種牡馬をピックアップしました。

 

ホッコータルマエ産駒は複勝率が34.6%とハイアベレージ。回収率も優秀です。
コパノリッキー産駒とキタサンブラック産駒については、もちろんまだまだサンプル数の少ないデータになってしまうので現時点での信憑性は微妙ですが、共に現状では複勝率50%と脅威的な好走率をメークしているので今後要注目といったところです。

 

それではこれ以降は各種牡馬のデータを様々な角度から分析し、高い好走率をマークする【買い時ポイント】が見出せた種牡馬に絞ってデータをご紹介していきます!

 

 

 

 

まずは冒頭の種牡馬ランキングで上位にランクインしていたディープインパクト産駒について掘り下げていきます。
東京ダート2100mにおけるディープインパクト産駒の前走距離別の成績です。

 

前走同距離の場合は回収率は高いですが、好走率は奮わず。
距離延長の場合は安定して馬券になるものの勝ち切れず。
距離短縮での出走の際に最も高い成績をマークしています。
東京ダート2100mに距離短縮で出走のケースはなかなか無いとは思いますが(データ上は意外と出走数が多くてびっくりしていますが)該当する場合は要注意ですね。

 

 

続いてはこのコースで高い好走率をマークしているシニスターミニスター産駒について見ていきます。
まずはシニスターミニスター産駒の東京ダート2100mにおける馬場状態別の成績です。

 

データ母数が少ない部分があるのでなんとも言えませんが…
好走率で言えば良馬場の際よりも湿ったダートで成績を上げてきそうですね。
特に現状では稍重の際に(出走数が5しかありませんが)勝率40%、連対率80%をマークしているので湿ったダートではより注意が必要となりそうです。

 

シニスターミニスター産駒についてもう一つデータをご紹介します。
東京ダート2100mにおける枠順別の成績です。

 

1枠〜5枠の時と、6枠から外でかなり成績に偏りが見られますね。
東京ダート2100mはそれほど枠順によるバイアスが大きなコースには見えませんが…どうやらシニスターミニスター産駒は本コースにおいては外枠が鬼門となっているようです。

 

 

 

 

続いてはアイルハヴアナザー産駒について掘り下げてみます。
東京ダート2100mにおけるアイルハヴアナザー産駒の馬場状態別の成績です。

 

先ほどのシニスターミニスター産駒同様、湿ったダートがお好みのようですね。
良馬場の際は全く成績が奮わない点は要注意ですが、稍重〜重馬場で成績が跳ね上がります。
東京ダート2100mのアイルハヴアナザー産駒は馬場状態によって成績に大きな偏りがありますのでしっかり覚えておきましょう。

 

 

 

続いてはこのコースの好成績注目種牡馬としてピックアップしましたホッコータルマエ産駒のデータを見ていきます。
東京ダート2100mにおけるホッコータルマエ産駒のクラス別の成績を見てみます。

 

表記が昔のクラス分けのままになっており申し訳ありません。。。
未勝利戦では成績が低調ですが、1勝クラス以上になると好成績を叩き出しています。
他のコースで勝ち上がったホッコータルマエ産駒がこの東京ダート2100mに替わってきたタイミングが狙い目となりそうです。
逆に未勝利戦を勝ち上がれないレベルのホッコータルマエ産駒についてはいくら得意コースとは言えなかなか勝ち負けまでは見込めないようなデータとなっています。

 

 

最後はキズナ産駒について見て見ます。
東京ダート2100mにおけるキズナ産駒の前走距離別の成績です。

 

こちらもサンプル数の少ないデータにはなってしまうのですが…
東京ダート2100mに距離短縮で出走の際に好成績をマークしています。
もちろん距離短縮でこのコースに出走するのはレアケースかと思いますが、前走同距離・距離延長の場合と比較すると連対率と複勝率が跳ね上がっていますので要注意です。

 

 

まとめ

 

 

以上、東京ダート2100mの種牡馬データ分析でした!
レース施行数の少ない条件ですので、マニアックなデータばかりになってしまいましたが…その分、データに合致する馬を見つけたときにはオイシイ馬券に直結するデータかと思いますのでご活用ください!

 

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秋華賞2022ラップ適性ベスト3!阪神開催の秋華賞への適性を持つ馬は?

 

 

 

いよいよ牝馬三冠レースのラストを飾る秋華賞が近づいて来ました。
久々にラップ分析をしてみようと思いますのでお付き合いください。
血統データ備忘録を始める前は『競馬ラッパーMASA』として活動しようと考えていた時期がありました。
今となっては道を踏み違えなくて良かったと思っていますが、たま〜に思い付きでラップ分析をしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

 

 

 

 


今年は昨年に引き続き京都競馬場改修工事の影響で阪神競馬場開催となります。
まずは阪神芝2000mと京都芝2000mのラップ傾向の違いを見ていきます。

 

 

 

京都芝2000mのラップグラフ(オレンジ色)は2019年/2020年秋華賞の平均値です。
阪神芝2000mのラップグラフ(水色)は2021年秋華賞、そして同じく阪神芝2000mで開催の牝馬限定重賞マーメイドSの過去2年分(2021,2022)の平均値です。

京都芝2000mでは阪神と比較して前半に掛かる負荷が大きいグラフ構成となっています。
もちろん馬場差がある(2019.2020秋華賞稍重)ので何とも言えませんが…
テンの3Fが速く、中盤でラップが緩むものの、ラスト4Fで再度加速し、ゴールまで加速し続けるようなラップ構成となっています。

このようなラップ傾向となるのはコース形態が大きく影響しています。
阪神芝2000mと京都芝2000mのコース形態を見ています。




京都芝2000mのコース形態

出典:JRAホームページより Select an Image

スタートして最初のコーナーまで平坦で尚且つ距離があるのでペースが上がりやすい。
向正面半ばから京都名物の坂を上って3コーナーから徐々に下り坂。
坂を下りながら4コーナーを回って平坦の直線へ。

登り坂の影響で2000m戦で言えば残り1200m~1000mの地点でラップがガクッと落ち込み、そこから下り坂の影響でゴールまで加速し続けるラップとなります。

阪神芝2000mのコース形態

出典:JRAホームページより Select an Image

 

スタート直後に登り坂があるので前半は物理的にペースが上がらないコース形態。
京都芝2000mに比べて前半のラップが緩い傾向があるのはこのコース形態の影響が大きいですね。

 

 

阪神競馬場芝内回りコース高低差

出典:JRAホームページ Select an Image

 

スタート直後の坂を越え、そして迎えた2コーナーを回ってからは残り200mまでずっと下り坂。
中盤のラップが全く緩まず、緩まないどころか加速し続けていくラップになりやすいのはこのコース形態の影響ですね。
前半はスローになりやすいですが、そこから下り坂の影響で加速し続けるラップが求められます。ただし、京都との大きな違いがラスト100mでの急坂。冒頭のグラフでも終盤に大きな失速がありましたが、その傾向はこの急坂の影響ですね。



それではここでもう一度冒頭のグラフを見てみます。


繰り返しになりますが・・・
京都芝2000mのラップグラフ(オレンジ色)は2019年/2020年秋華賞の平均値です。
阪神芝2000mのラップグラフ(水色)は2021年秋華賞、そして同じく阪神芝2000mで開催の牝馬限定重賞マーメイドSの過去2年分(2021,2022)の平均値です。

やはり阪神芝2000mのラップ傾向は京都芝2000mと比較して前半3Fのラップが遅くなる傾向がありますね。
※実際の前半3Fの数値(それぞれの参考レースの平均値)は阪神:36.1、京都:35.0と約1.1秒の差がある。

ただしその分、阪神では残り1200mから早くもスパートが始まり、そのままラスト400mまで加速し続けます。
かなりの長い区間において脚を使い続ける必要がありますね。ただし坂の影響+超ロングスパートの影響が大きいのでしょうがラスト400m〜ゴールまで失速するラップが刻まれます。
長い区間で加速し続けるラップを刻み、ラスト2Fで失速するレースラップの区間をどれだけ失速を耐えられるか(失速を抑えられるか)という資質が求められそう。

阪神芝2000mで行われる秋華賞は、京都芝2000mで行われる秋華賞と比較してより長い区間で速い脚を使い続けるロングスパート適性が大きく問われるレースになりそうですね。

そして上がり3Fのラップ傾向としては京都では「加速し続ける能力」が求められるラップ傾向でしたが、阪神では逆に「失速を我慢する能力」が問われるラップ傾向。
上がり3Fでは正反対の資質が問われそうですね。




位置取りと着順の傾向としては、2021秋華賞も2021,2022マーメイドS【先行馬2頭+差し馬1頭】で決着。
これはラップ傾向から予測できる現象で…
①テン3Fが緩い→先行馬が前半で楽ができる
②ラスト2Fで失速するラップ→この区間で差し馬が差してくる

基本的には①の事象から先行馬が有利なラップ構成ですので、ロングスパート適性の高い先行馬を狙う作戦で良いはず。
ただし、②の現象から同じくロングスパート適性の高い差し馬が存在する場合は注意が必要ということですね。

これ以降は、上記の分析を踏まえて【ラップ適性ベスト3】の発表となりますが、着順の傾向通り【先行馬2頭+差し馬1頭】という構成でのランキングのピックアップとさせていただきました。
※差し馬のランクイン馬は抽選対象となっています…

 

 

 

 

 

第一位
アートハウス

 

忘れな草賞では残り1400m地点からロングスパートでゴールまで継続して加速し続けるという圧巻の持続力を披露した。
もちろん前半600mが緩かったことが大きいですが、急坂を全く苦にせずしっかりと駆け抜けた点は評価できる。
この持続力を買って「距離延長で更に!」とオークスでも上位評価をしたが、結局「溜めてキレる」タイプの馬が好走するレース質になってしまった。
夏を超えての成長も見られ、ローズSでは今回の秋華賞の傾向と似たラップ構成のレースを先行して危なげなく勝ってみせた。
先行力もあるタイプで、前半600mで急かされない阪神芝2000mならこの馬の脅威の持続力が発揮できる!

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第二位
スタニングローズ

ロンスパ&失速のレース質で実績。オークス2着はスタミナの証明。急坂も安心。 Select an Image

フラワーCでは緩い前半からの持続力勝負。急坂をしっかりこなしての勝利で今回につながる内容。
紫苑Sでは中盤が緩んだレースではあったものの、残り1000mからの長いスパートを求められたレースで急坂での失速を乗り越えて勝利。
オークスでも掲示板に載った馬の中では最も先行していた位置取りからの2着。長い距離でのスタミナも証明済で、ロングスパート戦の中でも最後の急坂に耐えられるスタミナを持っている。
あまり勝ち切るイメージは湧きませんが、2着3着候補としては安心して見ていられそう。

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第三位(差し馬)
モリーレゾン
※抽選対象

ロングスパートからの失速ラップとなった北海Hを後方から上がり最速差し切り! Select an Image

北海ハンデは1800m戦ですが、残り1200mからのロングスパート戦。これを後方から上がり最速で差し切る圧巻の内容。
レース全体のスパートが早すぎたせいか、ラスト400mからレースラップが失速。ここでしっかり差し切るあたり、ロンスパからの失速するラップを味方につけて差してくる資質は高い。
前走は速かったテン3Fでいつもより前目につけてしまったことで末脚の破壊力が削がれたと思っています。トラックバイアスも不利に働きましたし、左回りも影響したかもしれません。
もちろんトラックバイアスに左右されやすいタイプではありますが、今回の秋華賞でも差しがある程度届く馬場状態なら期待できそう。
抽選を突破して出走してほしい!

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以上、秋華賞ラップ適性ベスト3をお届けしました!
モリーレゾンは抽選対象なので、まずは抽選を突破できるよう祈ります。

血統分析を交えた最終予想はYouTubeにて公開します。
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東京ダート1600m血統傾向分析2022年秋最新版!好成績種牡馬と産駒の買い時ポイントを徹底分析!

 

【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、今回は東京ダート1600mの血統傾向分析をお届けします!

東京ダート1600mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』を掘り下げて分析して行きます。

 

東京ダート1600mはG1フェブラリーステークスやG3武蔵野ステークスも行われる東京競馬場の重要コース。しっかりと傾向を把握して予想の参考にしてください!

 

 

※今回ご紹介のデータは全て2017年以降〜2022年春の東京開催までのデータとなっています。

 

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まずは東京ダート1600mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。

ヘニーヒューズ産駒が圧倒的な勝利数で第一位。好走率もかなり高い数値を叩き出しています。

その他ではTapit産駒が驚異的な好走率をマーク。よほどこの条件が合うのでしょう。

またドゥラメンテ産駒も好成績です。

 

それではこれ以降は各種牡馬のデータを掘り下げて分析し、産駒が高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』を見出せた種牡馬についてピックアップして行きます。

 

 

まずはヘニーヒューズ産駒について掘り下げてみます。

ヘニーヒューズ産駒については特に牝馬が前走距離別の成績で偏りが見られました。

また性別関係ないデータですが馬体重別での成績でも面白い成績の偏りが見られましたので合わせてご紹介します。

まずヘニーヒューズ産駒の特に牝馬は距離短縮出走時に好成績をマークしていますね。

どこをとっても複勝率が30%を超えている状況なので文句は付けられませんが…前走から距離短縮時に特に好成績です。

 

また、馬体重別では480kg以上の大型産駒が特に好成績を叩き出す傾向があるようです。

 

 

 

続いてはドゥラメンテ産駒について見て行きます。

ドゥラメンテ産駒は性別ごとの成績比較と、こちらsも馬体重別の成績を見てみましょう。

まず性別成績比較では牝馬は成績が奮いませんが牡馬/セン馬はかなりの好成績。勝率20%オーバー、複勝率45.8%とドゥラメンテ産駒の牡馬/セン馬を見つけたら即買いするべきデータですね。

 

また馬体重500kg以上のドゥラメンテ産駒はなんと複勝率51.6%と驚異的な成績。

 

性別で言えば牡馬/セン馬、馬体重で言えば500kg以上の大型の産駒が狙い目ですね!

 

 

 

 

続いてはマクフィ産駒について掘り下げます。

マクフィ産駒は性別ごとの成績比較と枠順別の成績データを見てみます。

まずは性別比較ですが、ドゥラメンテ産駒同様牝馬よりも牡馬/セン馬が好成績。

牡馬/セン馬に限ればかなり高い成績をマークしています。

 

また枠順別では1~5枠の時は成績が低調ですが、6~8枠に入ると成績が急上昇。

 

マクフィ産駒はこの東京ダート1600mでは牡馬/セン馬の外枠が狙い目となりそうです。

 

 

続いてはモーリス産駒。

冒頭の種牡馬ランキングではランク外だった種牡馬ですが…馬場状態別の成績を拾ってみたところ、かなり高い好走率をマークする条件を発見したのでご紹介します。

良馬場では成績が奮いませんね。

良馬場以外(稍重、重馬場、不良馬場)になると成績が急上昇。

勝率28.6%、複勝率42.9%は驚異的な好走率ですので、モーリス産駒は

良馬場以外の際に要注意です。

 

 

 

 

続いてはドレフォン産駒。

ドレフォン産駒については性別ごとの成績比較をしてみます。

こちらは牡馬/セン馬が奮わず、牝馬が活躍傾向にあります・

牝馬の産駒に限定すると勝率23.5%、複勝率35.3%とハイアベレージをマーク。回収率もメチャクチャ優秀ですので、東京ダート1600mでドレフォン産駒の牝馬を見つけたら教えてください。

 

最後はディスクリートキャット産駒について。

こちらも性別ごとの成績比較です。

牝馬は出走数自体が少ないですが、未だ馬券圏内実績なし。

逆に牡馬/セン馬は高い好走率をマークしています。

ディスクリートキャット産駒は牝馬を狙い下げて牡馬/セン馬を狙いましょう。

 

 

まとめ

以上、東京ダート1600mの血統傾向分析でした!

芝スタート・左回り・長い直線と特殊な条件ですので、『スペシャリスト』と呼ぶべき高い好走率をマークする種牡馬を多く見つけることができたと思います。

個人的にも今回の分析データを武器に東京競馬場開催を攻略して行きたいと思います!

 

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