今回はドゥラメンテ産駒のデータを徹底的に掘り下げていきます。
尚、当記事に掲載のデータは2020年12月末抽出のデータとなっています。予めご了承ください。
ドゥラメンテの現役時代
父はキングカメハメハ、母はエリザベス女王杯を連破したアドマイヤグルーヴ。
デビュー2戦目、3戦目の圧勝が衝撃だったの覚えています。
皐月賞での豪快な差し切り、ダービーの危なげないレースをもってして「完成はまだ先」と言われていた大器でしたが、秋を骨折で休養。
その後ドバイシーマクラシック、宝塚記念で2着後に引退。
順調ならもっとG1を勝ってレジェンド扱いされていたはずの馬、というのが個人的な印象でした。
血統構成
牝系はサンデーサイレンス、トニービン、ノーザンテーストと日本の主流血統を詰め込んだこれ以上ない豪華な血統表となっている。ただドゥラメンテ自身もそうだったがトニービンが強い印象で、産駒はダートや芝の道悪でも結果を出している。このあたりは父キングカメハメハの影響も濃いのかもしれない。
サンデーサイレンスよりも、キングカメハメハ・トニービンの影を強く見せるイメージ。
やはり短距離よりも中距離以上で活躍馬を出す傾向。
産駒データ
さて、ここからが本番です。
ドゥラメンテ産駒の馬券に役立つデータを見ていきましょう!
ドゥラメンテ産駒の単勝回収率が100%を超えている芝コースの一覧です。
やはり中距離が中心ですが、1500でも好成績です。1200mでは分が悪そうです。
一つ注意点があります。中山1600mでは好成績ですが、中山2000mでは未勝利です。これは意外なデータですので覚えておいて損はないでしょう。
続いて条件替わりでどのような成績なのか見ていきます。
まず、芝→ダート替わりで圧倒的な数字を出しています!
またダート出走時は前走からの距離延長で大爆発しています。
では、芝→ダート替わりに加えて前走からの距離別のデータを見てみましょう!
ダート替わりで尚且つ距離延長だった場合、単勝回収率816%という驚異的な数字です!
芝→ダート替わりで勝利した際の特徴を絞っていきます。
まずはダート替わり時に馬券になったコース一覧です。やはり勝利しているのは中距離ばっかりですね。
そして、これが今回の目玉データです!
ドゥラメンテ産駒で芝→ダート替わりで勝利した馬の母父一覧ですが…
これは恐ろしい傾向ですね。母父ノーザンダンサー系のドゥラメンテ産駒がダート替わりで出走してきたら間違いなく買いです!
以上、ドゥラメンテ産駒のデータ分析でした。
狙いどころがはっきりしましたね!
ただ、ドゥラメンテは2020年から産駒がデビューしたの新種牡馬ですので、今後継続的にデータを経過観察していく必要がありそうです。