種牡馬データ分析No.5カレンブラックヒル産駒の徹底解剖です!
未知な部分の多いマイナー種牡馬です。産駒の特徴や狙いどころをしっかり把握して馬券に役立てましょう!
☆現役時代
デビューから無傷の4連勝でNHKマイルCを逃げ切り。古馬になってからも重賞を2勝。スタートが上手い先行馬だったイメージ。
☆血統背景
チャールストンハーバーは米国馬。母父Grindstoneは種牡馬として日本でもダートのOP馬を輩出したファピアノ系(大系統ミスプロ系)。
☆産駒データ
ここからが本番です。カレンブラックヒル産駒の狙い所を探っていきましょう!
※尚、今回紹介するデータ数値は全て2020年12月末時点のものとなります。予めご了承ください。
まずは芝が得意なのか?ダートが得意なのか?から入ります。
成績から見るとダートがメインの主戦場となりそうです。
ダートでは馬場状態によって成績に偏りはありませんが、芝の場合は時計のかかる馬場が得意なようです。まだまだデータ母数は少ないですが、パワー型種牡馬であることは間違いなさそうです。
基本的にダートが得意な種牡馬とみて良さそうですが・・・
牝馬のみでデータを抽出すると面白いデータが出ました。
なんと芝コースがズラリ!牝馬は芝の1400~1600あたりが良さそうですね。
主戦場となっているダートでの距離別成績です。
中距離でも全くダメではありませんが、1300m以下での成績の良さが目立ちますね!
短い距離が得意なので当たり前のデータではありますが…
ダート出走時、前走から距離短縮で成績がハネ上がります!
ダート短距離へ距離短縮で出てきた場合、積極的に狙いましょう!
では逆に、カランブラックヒル産駒がダートで勝利した最長距離の1800mで馬券になった馬の母父を見てみましょう。
ダート中距離を得意とする種牡馬が並びます。
血統次第ではダートの中距離に対応する馬も今後出てきそうですね。
では最後にダート出走時の枠順別成績です。
外枠の方が成績が良いデータが出ています。砂を被らずに外からスムーズなレ-スができた方が良さそうです。
☆まとめ
カレンブラックヒル産駒はダート短距離が主戦場となるものの、牝馬は芝の1400m~1600mが合いそう。
ダート外枠・距離短縮時が狙い目。
血統次第ではダート中距離にも対応。
しっかりしたイメージがなかなかできなかった種牡馬でしたが、今回データを見ていったことでざっくりなイメージはつかめたはずです。
比較的分かりやすい種牡馬だと思いますので、カレンブラックヒル産駒を探して馬券を買っても良いかもしれませんね!