はじめに
2021年天皇賞春の結論です。
※平場の推奨馬はTwitterで随時アップしていきます!
有力馬血統分析
展開予想・全頭診断
2つの動画での考察を経て結論を出しました。
展開想定
カギを握るのはディアスティマ。
ディアスティマの前走(今回と同じ阪神3200m)の挙動とラップに注目。
スタートが良くなかったが外から強引にハナを奪取。他馬とハナを奪い合った結果、前半1000m59.4という速いペース。
リードを取り正面スタンド前からペースダウン。1600m地点~2000m地点の区間で1F13.5→13.0と溜めを作ったのを最後に残り1000mから超ロングスパート。
ラスト1F12.6とラップが落ちたが、残り1000mのそれ以外の区間を1F12.0以内でまとめて圧勝。
ロングスパートを仕掛け、コーナーを回ってくる時も持ったまま。
以上、ディアスティマの前走。
ここから天皇賞春の展開想定です。
前走強引にハナを奪った挙動から、今回もディアスティマがハナを欲しがるはず。
ただジャコマルもハナに行きたいタイプ。外枠のオセアグレイトの鞍上が鞍上だけにポジションを取りに行く可能性も。
ただ、ディアスティマはテンでハナが取れなかったとしても…
①途中で動いてハナを奪い返す。
②ロングスパートの起点を繰り上げて早め先頭。
の2つのパターンどちらかを実行するはず。
後から述べますが、ハナを取り切れず、上記2パターンになると有難いと思っています。
逆に楽にハナを取られると少なからず逃げ切られる可能性が…
ともあれ、前半1000mのペースは先行争いの影響でやや速め。
その分中盤を緩めてロングスパートというディアスティマにとっては前走とほぼ同じ流れになると思います。
ただ、前走と違う点が2点
①相手が強い。
②4コーナーでディアスティマを射程圏内に入れたい馬の存在(ディープボンド)
まずは前走程楽にセーフティーリードをキープできるメンバーではありません。
そしてディープボンドは4コーナーで並びかけるようなプレッシャーをかけてくるはず。その後ろにもオーソリティあたりの実力のある好位勢。
ディアスティマは前走よりも速いラップを刻むスパートをかけるorスパートの起点が速くなってしまうはずです。
そうなると…
前走よりも無理のあるスパートの影響でラスト2Fでラップが落ちラスト1Fは更にラップがガタ落ち。そうするとスタミナタイプの差し馬の出番ですね!
①ディープボンドがディアスティマをなるべく早めに潰す
②ディープボンドが前走の再現か?と思ったその時…
③差し馬が飛んでくる。
こういった結末を予想しています。
ディープボンドは2~4着あたりに残るでしょう。ディアスティマはディープボンドに先着しないと考え、浮上するスタミナ系差し馬をピックアップしてみます。
ワールドプレミア
ユーキャンスマイル
いずれも決め手とスタミナを持ち合わせた馬たちです。
ここに穴馬を一頭
ナムラドノヴァン
こちらもスタミナ抜群で毎回上位の末脚を発揮できる馬。コーナーで立ち遅れることが多いので勝ちきれるかどうかは微妙ですが、展開が向けば3着当たりに差し込んできても驚けません。
ナムラドノヴァンと同じようなタイプで武豊騎手騎乗のディバインフォースも展開がハマれば面白い一頭かも…
ディープボンドの後ろの好位あたりから粘りこみができそうな馬もピックアップしてみます。
スタミナ抜群の血統背景で前走も3400mで好レールを見せています。阪神3200mも合いそうで要注意です。
スタミナ抜群で横山父騎手が積極的な騎乗をすればオセアグレイトも穴で一考が必要かもしれません。
以上、展開の想定でした。
結論
◎ワールドプレミア
〇ディープボンド
▲ユーキャンスマイル
☆ナムラドノヴァン
土曜に雨が降ったのも良い方向に出る印だと思っています。
ただ、当日馬場が高速になるようだと微調整が必要かも…
予想の内容は展開想定のパートで述べた通り。
ディアスティマと、それを取り巻く先行勢の立ち回りから、最後は消耗戦になると想定。ディアティスマが序盤でハナを取りきれず、慌てるような展開になればより予想通りの決着に近付くと考えています。
スタミナが問われると不安のあるアリストテレスを消しはしないものの敢えて狙い下げることで期待値を上げています。
ディープボンドが2.3着。勝つのは◎ワールドプレミア〇ユーキャンスマイルあたり。という馬券で勝負する予定です!
長文になりましたが、以上が天皇賞春の結論です。
ではでは、天皇賞春!無観客の開催ですがテレビの前で精一杯楽しみましょう!