血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

コースデータ分析拡大版!中京芝1200m、1400m血統傾向分析2022最新版!

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【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、今回は中京芝1200mと中京芝1400mの血統傾向分析です!

同時に2コースの血統傾向を分析していきます。

 

中京芝1200m、中京芝1400mを得意としている種牡馬、またその産駒の買い時ポイントを掘り下げてご紹介します!

 

高松宮記念の舞台でもある芝1200m

謎のベールに包まれた非根幹距離でファルコンステークスの舞台芝1400m

中京競馬場の2コースの傾向を一緒に勉強していきましょう!

 

※今回ご紹介のデータは全て2017年以降~2022年2月6日の中京開催分までの期間データとなります。

 

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まずは中京芝1200mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。

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ロードカナロア産駒の独壇場とも言えるデータですね…

勝率20%オーバーは驚異的ですし、人気になることも多い種牡馬ですが回収率も優秀です。

マイナーなところではブラックタイド産駒が好成績。

好走率が非常に高く、回収率も優秀なロードカナロア産駒とブラックタイド産駒に要注意ですね。

 

それではここからは、様々な角度から種牡馬データを掘り下げ、産駒の買い時ポイントを見出だせた種牡馬をピックアップしてご紹介していきます!

 

 

まずはこのコースで圧倒的な成績を誇るロードカナロア産駒。

どこをとっても優秀な成績ではありましたが…前走距離別の成績で偏った数学見られましたのでご紹介します。

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ロードカナロア産駒は中京芝1200mにおいて、前走から距離短縮で出走の場合に好走率が急上昇します!なんと勝率34.6%!3回に1回以上勝つデータとなっています。

前走も同じく1200mを使っている場合の成績が決して悪いわけではありませんが、距離短縮で出走の際に特に狙い目となりそうです。

 

 

続いてもこのコースを得意としているデータとなっていたブラックタイド産駒について。

ブラックタイド産駒は性別ごとの成績比較で大きな偏りが見られました。f:id:reform-k:20220316231442p:plain

牡馬セン馬は成績が全く奮いませんが、逆に牝馬に限るとロードカナロア産駒に劣らないほど高い連対率、複勝率を叩き出しています。

本コースにおいて、ブラックタイド産駒の牝馬を見つけたら要注意ですね。

 

 

ブラックタイド産駒の牝馬についてもう少し掘り下げます。

中京芝1200mにおけるブラックタイド産駒牝馬の枠順別成績です。

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特に4枠より内の時に好成績です。

ブラックタイド産駒の牝馬を狙う場合はできるだけ内枠の方がベターとなりそうですね!

 

 

 

続いても比較的マイナーな種牡馬キンシャサノキセキ産駒について。

キンシャサノキセキ産駒は馬場状態別で成績がはっきりと別れました。

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良馬場の時は成績がイマイチなキンシャサノキセキですが…良馬場以外(稍重、重馬場、不良馬場)の際に限定すると、こちらもロードカナロア産駒に劣らない好走率!

なぜか回収率はイマイチなので、そこそこ人気している産駒しか走らない傾向もあるようですが…

いずれにせよ、キンシャサノキセキ産駒は当コースにおいては稍重馬場~不良馬場の際が狙い目となりそうです。

 

 

 

 

続いては中京芝1400mの分析に入っていきます。

まずは産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。

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1200mで圧倒的な成績だったロードカナロア産駒の成績が1400mになるとガクッと落ちますね…まぁそれでも「好成績」と呼べる範囲なので要注意ですが。

ここでオルフェーヴル産駒が爆発的な好成績をマークしているが目立ちます。

1200mのロードカナロア産駒以上の圧倒的な成績。まさに中京芝1400mはオルフェーヴル産駒の庭と言って過言ではありませんね。

 

 

まずはディープインパクト産駒の買い時ポイントからご紹介します。

ディープインパクト産駒については馬体重別で成績を抽出してみたところ、成績に大きな偏りが出ました。

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馬体重480kg未満と480kg以上で成績がはっかりと二分します。

このコースで好成績のディープインパクト産駒ですが、より馬格のある産駒を狙うことで好成績が期待できそうです。

 

続いては1200mと比較すると影が薄くなってしまったロードカナロア産駒について。

1400mでは馬場状態別の成績で偏った数字が出ました。

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良馬場の際よりも良馬場以外(稍重、重馬場、不良馬場)の際に成績が向上します。

芝1400mでは時計のかかる馬場の時に買い時となりそうですね。

 

 

続いては中京芝1400mの最重要種牡馬オルフェーヴルについて。

オルフェーヴル産駒については性別ごとの成績比較を見ていきます。

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牡馬セン馬に限定すると、なんと勝率33.3%、複勝率50%と驚異的な成績です!

牝馬も驚くほど高い成績ですが…どちらかと言えば牡馬セン馬が狙い目となりそう。

いずれにせよ性別関係なくこのコースでオルフェーヴル産駒を見つけたら要注意ですね。

 

最後に中京芝1400mで今後注目の種牡馬をご紹介します。

まだまだデータのサンプル数の少ない種牡馬にはなりますが…エイシンヒカリ産駒がこのコースで大暴れしています!

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7回の出走機会で2勝、2着2回という驚異的な成績。

もちろん今後どんな成績推移を示していくのか不明ですが、現状での好成績は見逃せないところ。

中京芝1400mでエイシンヒカリ産駒を見つけたら要注意してみましょう!

 

以上、中京競馬場の芝1200mと芝1400mの血統傾向分析でした。

高松宮記念も行われる重要コースですので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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