【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、今回は久々の種牡馬データ分析をお届けします！
No.20の今回特集するのはリオンディーズ産駒です！
G1レースNHKマイルCで産駒のインダストリアが人気に推されるなど、その産駒数は少ないものの優秀な産駒が多く出てきている注目すべき種牡馬です！
今回はそんなリオンディーズ産駒の現時点での傾向と高い好走率をマークする「買い時ポイント」をご紹介していきます！
もちろんまだまだデータ母数の少ない種牡馬ですので、今回ご紹介のデータの中にはある特定の産駒のみで作られた実績が混じっている可能性があります。
信ぴょう性の薄いデータがあるかもしれませんが…あくまで現状の傾向としてデータを掲載させていただきますので予めご了承ください。
※今回ご紹介のデータは全て2022年5月1日競馬開催分までの集積データとなっております。
まずはざっくりとした傾向から。
リオンディーズ産駒の芝/ダートそれぞれの前走距離別の成績を見てみます。
芝/ダートとも距離延長の際よりも距離短縮で出走する際の方が成績が向上しています。
明らかに距離短縮向きの種牡馬であることがはっきりと分かりますね！
続いては得意としているコースを探っていきます。
リオンディーズ産駒のコース別勝利数ランキングです。
「芝/ダート兼用」の種牡馬といったイメージを受けますね。
意外なことに産駒の勝利数では中山ダート1200mがNo.1です。好走率・回収率もかなり優秀ですので、中山ダート1200mに出走のリオンディーズ産駒は要注意ですね！
他にも芝/ダート問わずかなり高い好走率をマークするコースが多い、優秀な種牡馬のようですね。
芝コースでは中山芝1600mと東京芝1800mで連対率30%オーバー、複勝率40%オーバーを記録しており、このコースでは無視できない種牡馬と言えそうです。
ではこれ以降は各コースの好走データを分析し、高い好走率をマークする「買い時ポイント」を絞ってご紹介していきます！
まずは中山ダート1200mの枠順別の成績です。
1~4枠の際も複勝率が33.3%、回収率も高くなっていますが…
好走率（勝率・連対率・複勝率）を見ると1~4枠と5~8枠の際で大きな差が見られます。
中山ダート1200mでは真ん中より外の枠（5~8枠）の方が狙い目となりそうです。
続いては中山芝1600mの馬体重別の成績です。
480kg未満の産駒は中山芝1600mで低調な成績ですが…
480kgを超えるリオンディーズ産駒は中山芝1600mで爆発的な成績を誇っています。
一部の産駒の成績が大きく数字に影響してはいますが、かなり圧倒的な成績を残している現状ですので今後も要注目のデータです！
続いては舞台を東京競馬場に移して見ていきます。
東京ダート1400mの性別ごとの成績比較です。
東京ダート1400mでは牝馬は成績が奮いませんが…
牡馬/セン馬に絞ると好走率・回収率が優秀です。
東京ダート1400mでは牝馬を狙い下げて、牡馬/セン馬を狙い撃ちしましょう！
続いては東京芝1400mの前走距離別の成績です。
こちらもまだまだサンプル数の少ないデータではありますが…
東京芝1400mに限らずですが、特にこのコースでは好走例が距離短縮出走時に偏っているデータです。
東京芝1400mでは距離短縮で出走のリオンディーズ産駒に要注意です。
同じく東京芝1400mでの枠順別の成績です。
7~8枠に限定した際の勝率42.9%はちょっと破壊的な成績ですね！
東京芝1400mの7~8枠にリオンディーズ産駒を見つけたらぜひコッソリと教えてください！
まとめ
まだまだデータサンプル数が少ない現状ではありますが、かなり高い好走率をマークする条件をピックアップできたと思います。
今後もリオンディーズ産駒の傾向に注視する中で、ぜひ今回ご紹介のデータを予想に活用していただければ幸いです！
今回の分析を通して、今後さらに優秀な産駒の輩出が期待できる種牡馬だと感じております！
【種牡馬データ分析】で取り上げてほしい種牡馬や、【コースデータ分析】でピックアップしてほしいコースなどがありましたが是非TwitterかYOUTUBEでコメントを下さい！
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