【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録
今回は2024年エリザベス女王杯の血統データ+ラップ分析によるレース1週前考察をお届けします。
エリザベス女王杯と言えば牝馬限定戦では長い距離に分類される京都芝2200mでの開催となります。長めの距離に対応できるスタミナや持続力、また京都外回りコースで要求される息の長い末脚などなど…血統データとラップ分析で出走各馬の未知の部分をしっかりと考察することで的中に近づけたらと思います。
血統データ的にもラップ分析的にも面白そうな穴馬を一頭ご紹介しますので最後までお付き合い下さい!
※あくまで出走馬確定前の事前考察となります。最終結論はYouTubeチャンネルにて公開します
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エリザベス女王杯ラップ傾向
まずはエリザベス女王杯はどんな質のレースになりやすいのか?過去のラップ傾向を見てみます。
ここ5年のラップを並べてみましたが…京都開催と阪神開催の年があるので、ここから傾向を見出すことはなかなか難しいかな?と思いましたが、全体的に見た傾向は以下の2点ですね。
①レース中盤以降で12秒台前半が継続される
②ラスト4Fからのロングスパート勝負になること
上記2点の傾向から、脚を溜めるポイントが無くてもしっかりとした末脚が繰り出せる資質がまず求められそう。脚の溜まらない速い流れが続くラップのレースで上位の上がりを発揮して好走した経験が活きるイメージですね。
実際に昨年①着のブレイディヴェーグもローズSで前半3F34.4⇒前半5F57.3の流れで上がり2位の末脚を繰り出してマスクトディーヴァを追い詰めて②着の実績がありましたし、
昨年②着のルージュエヴァイユも2023年エプソムCで前半3F34.9⇒前半5F58.3(稍重)で②着の実績がありました。
また、京都競馬場特有のラップにはなりますが、3コーナー~4コーナーの下り坂で強制ロングスパートを強いられることから残り4Fから持続的に速い脚を使うことが求められます。ロンスパ持続戦での実績や長い直線のコースで後方から鋭い末脚を発揮した実績を重視して予想していきたいところです。
血統データ+ラップ分析的注目馬
今回ラップ的にも血統的にも面白そうな穴馬を一頭発見しました!
今回血統傾向データ+ラップ分析的注目馬として挙げるのはルージュリナージュです!
スピルバーグ産駒は京都外回りコースで距離問わず好成績です。スピルバーグと言えば強烈な末脚で天皇賞秋を制するなど上がり最速での好走を連発した末脚自慢でしたので、平坦コースで長く良い脚を使われることを求められる京都競馬場の外回りコースを得意としているのは納得のデータですね。
またルージュリナージュはヴィクトリアマイルで前半3F:33.6⇒前半5F:56.8の速い流れで最後方に置かれながらも直線で上がり最速の末脚を繰り出し①着と0.4秒差の⑤着まで差し込んでいます。
前走府中牝馬Sでは終始1F11秒台のラップが継続される一貫ラップで、ここでも後方2番手に置かれながらも勝ち馬ブレイディヴェーグに次ぐ上がり2位の末脚で①着馬から0.5秒差⑤着まで差し込みました。
速い流れで後方に置かれながらもラストは息の長い強烈な末脚で僅差まで差し込んでいますし、展開問わず常に上がり上位を連発できる末脚自慢です。
2200mへの距離延長は未知数ですが…どうしても後方に置かれてしまうタイプ故に、距離延長で前半のラップが緩むのは好都合でしょう。
父スピルバーグも天皇賞秋を制し、ジャパンカップでも上がり最速③着に実績がありますし、近親に過去のエリ女勝ち馬トゥザヴィクトリーがいるフェアリードール牝系なので、今回の距離延長でパフォーマンスを急上昇させてくる可能性もあるのでは!?と期待しています!
まとめ
最終予想はYouTubeメンバーシップ限定配信です。
※最終予想の◎本命馬は別の馬をピックアップします。
本格的な分析はこれからですが…
ルージュリナージュの父は強烈な末脚でG1天皇賞秋を制したスピルバーグで、そのスピルバーグの兄には距離問わず京都でG1を含む大活躍をしたトーセンラーがいます。
更に近親にエリ女勝ち馬のトゥザヴィクトリーがいる血統背景。近走は1600m~1800mばかり使われていますが、常に上がり上位の末脚を発揮していますし、2000mでも勝ち鞍がありますので今回京都芝2200mで大幅パフォーマンスアップが期待できるのでは?と現時点では思っています。
今年は上位人気馬に京都外回り向きのロングスパート適性を持つ馬が少ない気もしますし、ルージュリナージュにとっては相対的にもチャンスだと思っています。
また上位人気、人気薄の馬の血統分析+ラップ分析もしっかりと行い、横の比較も行ったうえで最終結論を出しますのでお楽しみに!
最終予想はYouTubeメンバーシップ限定配信予定です!
競馬予想の参考になれば幸いです!
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