【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録
今回は血統から少し外れた内容にはなりますが、朝日杯フューチュリティステークス2024のラップ分析によるレース1週前考察をお届けします。
今年は京都競馬場での開催となり、過去の血統傾向やラップ傾向がアテにならない難しい考察が要求されます。
また、出走各馬がデビュー間もない馬ばかりで能力や適性の見極めが非常に困難ですが…前哨戦のラップ分析で出走各馬の実力値をしっかりと考察することで的中に近づけたらと思います。
前走のラップ分析的に今年の朝日杯FSで要求されるであろう資質にドンピシャな適性を証明している有力な一頭ご紹介しますので最後までお付き合い下さい!
※あくまで出走馬確定前の事前考察となります。最終結論はYouTubeチャンネルにて公開します!
阪神JF結果
サブチャンネル『トリガミチャンネル』で長編動画で事前考察をあげましたが…
注目穴馬として挙げていたビップデイジーが8番人気と低評価ながら②着好走!
ただ最終予想で自信の本命馬として挙げたショウナンザナドゥが④着とあと一歩及ばず。
ビップデイジーについては前半ラップが速く流れたレースでの実績と、スローの瞬発力勝負の両方で結果を出している点を評価していました。
ショウナンザナドゥについてはここは楽勝まであるかと思っていたのですが…前半3Fが34秒台前半と流れて先行馬が全滅した中で好位から早仕掛けの強気の競馬で④着なら上位の実力は示してくれたと思っています。
悔しい結果に終わってしまったので、朝日杯で取り返せるようにしっかりと精査して挑みます!
朝日杯ラップ想定
今年は京都開催となるので過去のラップ傾向がそのまま鵜呑みにはできませんので…
以下のレースのラップタイムをもとにある程度の流れを想定したいと思います。
・2023~2024デイリー杯2歳S(新装京都の2歳限定マイル重賞として参考)
・朝日杯FS過去3年平均ラップ
・阪神JF過去3年平均ラップ
・阪神JF2024ラップ(京都開催)
ラップを想定する上でのポイントは以下の4点
①阪神JFも朝日杯も短距離適性馬が複数出走してくることもあり、前半3は速く流れる傾向
②阪神JFよりも朝日杯の方が前半3Fが速い傾向(過去3年平均34.1とハイペース)
③3コーナー~4コーナーの坂でラップが緩むポイントとスパートが始めるタイミングが物理的に強制される
④2024阪神JFは前半急流⇒中緩みからの決め手勝負で中団~後方待機馬が殺到
今年の朝日杯出走予定馬に前半から飛ばすタイプの逃げ馬は不在ですが…ここまでの参考データからは…
☑前半3Fは34秒台前半を想定
☑中緩みからの直線決め手勝負
☑下り坂の関係でL4F持続戦も視野
上記3点のような質のレースになると想定して考察していきます。
前哨戦ラップ分析
ここでは主な前哨戦
・新潟2歳ステークス(トータルクラリティ①着)
・サウジアラビアRC(アルテヴェローチェ①着、タイセイカレント②着)
・京王杯2歳ステークス(パンジャタワー①着)
この3つのレースをピックアップ。本番へ繋がるレースだったのか?好走馬は朝日杯FSでも好走できる資質があるのか?を考察します。
①新潟2歳ステークス(①着トータルクラリティ)
・前半3F35.0はそこそこ流れた→好位追走のトータルクラリティは最低限の追走力は見せた。
・中緩みからのL4F末脚比べ→京都コース開催の阪神JFへ向けては直結の内容
☑前半3F34秒台前半の流れへの対応力は未知数。血統的にも中距離っぽい血統であり、緩めの流れとタフな馬場が理想か?
②サウジアラビアRC(①着アルテヴェローチェ、②着タイセイカレント)
・前半3F34.0と速く流れた中で中盤若干緩んだレース質
・上り3Fタイム1位と2位で好走の①②着馬は朝日杯への適性が高そう
☑最も本番へ直結する内容だった①②着馬。両馬ともにモーリス産駒。母方の血統から特性を見出したい。
③京王杯2歳S(パンジャタワー①着)
・前半3F34.9と7F戦にしてはそれほど速くありませんが…中盤緩まず前傾ラップ
・上がり最速差し切りの①着馬はハイペース対応力と脚を溜めるポイントが無いラップの中で発揮した差し脚は評価するべき
・京都マイルの中緩みラップへの適性、距離延長への対応は未知数となったレース
☑父タワーオブロンドンだけに距離延長は微妙?父は朝日杯③着、近親にダービー馬ロジユニヴァース。スタミナとパワーはありそうで…判断が難しい一頭。
ラップ分析的注目馬
今回ラップ分析的注目馬としてアルテヴェローチェを挙げさせていただきます。
理由については先ほどの前哨戦分析のパートでほとんど語ってしまっていますが…
前走サウジアラビアRCで前半速い中緩みラップを上位の上がりで差す競馬で結果を出している点は心強い。
今回出走予定馬を見渡しても前半3F34秒台のラップを経験している馬が少なく、前走のようなレースで結果を出している点はアドバンテージとなりそう。
新馬戦では中緩みラップからL4F勝負で加速ラップを刻んで逃げ切っている点からも、京都向きの脚の使い方にもしっかりと対応できそう。
ある程度安定して好走が見込めそう、との判断で今回の注目馬として挙げさせていただきます。
まとめ
最終予想はYouTubeメンバーシップ限定配信となります。
本格的な予想はまだまでこれからになりますが…取り急ぎ前哨戦分析として出走馬確定前のラップ分析的注目馬としてアルテヴェローチェを挙げさせていただきました。
最終結論ではもう少し血統も掘り下げてみていきたいところ。
また上位人気、人気薄の馬の血統分析+ラップ分析もしっかりと行い、横の比較も行ったうえで最終結論を出しますのでお楽しみに!
最終予想はYouTubeメンバーシップ限定配信予定で印全頭+参考買い目も公開します。
競馬予想の参考になれば幸いです!
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