今日から使える簡単血統データ
【血統データ備忘録】
今回は東京芝1600m血統傾向分析2024年最新版をお届けします。
東京芝1600mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』を掘り下げて分析していきます。
東京競馬場の芝1600mコースはG1レースのNHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、安田記念が行われる重要コースです。
予想に有効な種牡馬データに絞ってお届けしますので、参考になれば幸いです。
※今回ご紹介のデータは全て2019年以降~2024年2月の東京競馬場開催までの集積データとなります。
種牡馬ランキング
まずは東京芝1600mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキング(2019~2024.2)です。
やはりディープインパクト産駒が圧倒的な勝利数で第一位。
続いてロードカナロア産駒が第二位。
第三位のエピファネイア産駒、第四位のドゥラメンテ産駒はランクインしている種牡馬の中でも高い好走率が目立ちます。
直線が長く、広々としたコース故に主流血統のメジャーな種牡馬のランクインが多い印象ですね。
好成績注目種牡馬
続いては先ほどの産駒勝利数順種牡馬ランキングには漏れたものの、産駒が高い好走率を叩き出している種牡馬をピックアップしました。
キタサンブラック産駒が驚異的な好走率をマーク。今後も産駒が増えていく種牡馬ですので要注意ですね。
リアルインパクト、イスラボニータ産駒も高い好走率を記録しています。なかなか狙いどころが難しい産駒の多い種牡馬ですので、この東京芝1600mを得意としている傾向は覚えておきましょう。
また、まだまだ出走数の少ないデータではありますがスワーヴリチャード産駒が恐ろしいほどの好走率を叩き出しています。母数の少ない現状ですので、今後どんな数字に収束していくのか今後要注目です。
それではこれ以降は、産駒がより高い好走率を叩き出す特定の条件『買い時ポイント』が見いだせた種牡馬データに絞ってご紹介していきます。
予想に役立つデータを厳選してお届けしますので最後までお付き合いください。
ロードカナロア産駒
まずは冒頭の種牡馬ランキングにて第二位にランクインしていたロードカナロア産駒のデータを見ていきます。
ロードカナロア産駒の東京芝1600mにおける馬体重別の成績です。
馬体重460kg未満の産駒は成績が低調気味ですが…
馬体重460kg以上の産駒に限ると上記の通り高い好走率をマークします。
ロードカナロア産駒は馬体重別である程度見極めができそうですね。
エピファネイア産駒
続いては種牡馬ランキング第三位のエピファネイア産駒について見ていきます。
東京芝1600mにおいて、前走で上がり3F3位以内の末脚を繰り出しているエピファネイア産駒のデータです。
圧倒的な好走率ですね。単勝回収率も100%を超えています。
エピファネイア産駒の持つ決め手が長い直線で活きるイメーじでしょうか。
前走で速い上がりを繰り出しているエピファネイア産駒を見つけたらマークしましょう。
ドゥラメンテ産駒
続いては種牡馬ランキング第四位にランクインしていたドゥラメンテ産駒についてデータを深堀していきます。
東京芝1600mにおけるドゥラメンテ産駒の馬体重別の成績を見てみます。
先ほどのロードカナロア産駒同様、ある程度馬格のある産駒が活躍傾向のデータですね。
460kg未満の産駒は成績が低調ですね。
逆に460kg以上の産駒に限定すると連対率、複勝率は約2.5倍まで跳ね上がります。
ドゥラメンテ産駒は馬体重で成績が大きく偏るので要注意です。
キタサンブラック産駒
続いてはこの東京芝1600mの好成績要注目種牡馬としてピックアップしましたキタサンブラック産駒のデータを掘り下げてみてみます。
キタサンブラック産駒の東京芝1600mにおける性別毎の成績比較です。
キタサンブラック産駒は東京芝1600mでは牡馬/セン馬よりも牝馬が好成績ですね。
牝馬は勝率が20%、連対率は驚異の37.1%、複勝率も40%オーバーと驚異的な好走率を叩き出しています。牝馬の産駒のスピード能力が最大限活きるコースと言えそうです。
東京芝1600mで牝馬のキタサンブラック産駒を見つけたら要注意です。
リアルインパクト産駒
続いても好成績要注目種牡馬としてピックアップしましたリアルインパクト産駒のデータを見ていきます。
リアルインパクト産駒の東京芝1600mにおける枠順別の成績です。
内枠(1枠~3枠)で出走の際に好成績ですが、外枠(4枠~8枠)から出走の際は成績が急下降してしまします。
特に開催前半の内枠有利のトラックバイアスの際に内枠に入ったリアルインパクト産駒を見つけたら徹底マークが必要なデータですね。
リアルインパクト産駒は東京芝1600mにおいて枠順別で成績が大きく偏りますので覚えておきましょう。
イスラボニータ産駒
最後は好成績要注目種牡馬のイスラボニータ産駒のデータを深堀してみます。
イスラボニータ産駒の東京芝1600mにおける前走距離別の成績です。
母数の少ないデータですので、まだまだ要経過観察ですが…
現状では距離短縮で出走の際に好成績ですね。
逆に距離延長となる場合は好走例が少ない現状です。
まだまだこれから傾向が変わるかもしれないレベルではありますが、あくまで現状の傾向としてご紹介しておきます。
まとめ
以上、東京芝1600m血統傾向分析2024年最新版をお届けしました。
G1レースも複数行われるコースですので、普段の予想の参考になれば幸いです。
特定種牡馬の産駒の特定の条件を狙い撃つことでデータをご活用ください!
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