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【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録!
今回は東京芝1600mの血統傾向分析をお届けします。
東京芝1600mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』を掘り下げて分析していきます。
東京芝1600mはNHKマイルカップやヴィクトリアマイル、安田記念とG!レースが複数行われる東京競馬場の重要コースです!
ぜひ傾向データを頭に入れて予想に役立ててください!
※本記事でご紹介のデータは全て2018年以降~2023年2月19日の開催分までの集積データとなります。
まずは東京芝1600mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。
産駒勝利数ではディープインパクトが圧倒的1位。高い好走率と優秀な回収率をマークしています。
日本のトップ種牡馬ディープインパクトの産駒がその実力をしっかり発揮できる主流血統向きのコースと言えそうです。
その他ではハーツクライ産駒、エピファネイア産駒、ドゥラメンテ産駒の高い好走率が目につきます。
複勝回収率100%を超えているスクリーンヒーロー産駒にも一定の注意が必要ですね。
続いては産駒勝利数のランキングには漏れたものの、産駒が高い成績をマークしている好成績注目種牡馬をピックアップしてみました。
キタサンブラック産駒はまだまだデータサンプル数の少ない状況でありながら圧倒的な好走率をマーク。今後要注目ですね
リアルインパクト産駒も産駒勝利数ランキング上位の種牡馬と比較してもそん色ない好走率をマークしています。
それではこれ以降は各種牡馬産駒の好走データを掘り下げて分析し、更に高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』を見出すことができた種牡馬データに絞ってご紹介していきます!
まずは東京芝1600mの好成績注目種牡馬としてピックアップしたリアルインパクト産駒について掘り下げてみてみます。
リアルインパクト産駒は東京芝1600mで1~3枠出走の時に好成績をマークしています。
内枠で揉まれることを苦にしないタイプが多いようですね。
連対率41.7%、単勝回収率120%は驚異的な成績ですのでしっかり覚えておきましょう!
続いては産駒勝利数順のランキングで上位にランクインしていたロードカナロア産駒のデータを深堀していきます。
ロードカナロア産駒については東京芝1600mにおける馬体重別の成績を抽出してみました。
馬体重459kg以下の産駒と比較すると、馬体重460kg以上の産駒は一気に成績がハネ上がります。
小柄なロードカナロア産駒は成績が奮いませんが、一定の馬格のあるロードカナロア産駒は東京芝1600mにおいて狙い目となりそうです。
ここからはしばらく馬体重に関するデータが続きます。
単純に馬体重が重い(馬格が大きい)産駒が好成績というデータが並びます。
やはりスピードが求められる舞台でしっかりとした筋肉量が求められる印象でしょうか。
続いてはこちらも産駒勝利数順のランキングで上位にランクインし、かなり高い好走率をマークしていたドゥラメンテ産駒について見ていきます。
こちらも459kg以下と460kg以上の産駒で成績に大きな偏りが見られました。
筋肉量豊富な産駒であれば東京芝1600mの高速決着に対応可能というイメージですかね?
続いてはモーリス産駒について掘り下げてみてみます。
こちらは479kg以下と480kg以上で好走率に偏りが出ました。
あくまで好走率にフォーカスを当てた話ですが…480kg以上の産駒に限定すると連対率35.7%、複勝率46.4%と恐ろしい好走率をマークします。
大型のモーリス産駒には要注意が必要です。
続いては他のコースではあまり目立たない種牡馬ですが…
産駒勝利数ランキング上位にランクインし、高い複勝回収率を記録しているスクリーンヒーロー産駒について見ていきます。
スクリーンヒーロー産駒は東京芝1600mにおいて良馬場以外(稍重~不良馬場)の際に好成績でした。
良馬場の際はパッとしない成績ですが、良馬場以外(稍重、重馬場、不良馬場)の際には成績がハネ上がるので要注意です!
続いては東京芝1600mで最も要注意となるエピファネイア産駒のデータをご紹介していきます。
エピファネイア産駒については3つのデータを一挙にご紹介します。
①馬体重480kg以上
②3~8枠
③前走上り最速
この3つの条件が東京芝1600mにおけるエピファネイア産駒の買い時ポイントとなりそうです。
やはり一定の馬格は必要で、極端な内枠を嫌いう傾向ですね。
エピファネイア産駒の武器である末脚の破壊力が活きるコース設定のようですね。
最後はこちらも産駒勝利数ランキングで上位にランクイン、高い好走率をマークしていたハーツクライ産駒のデータについて見ていきます。
エピファネイア産駒同様、前走で速い上りを使っている産駒が好成績ですね。
前走上がり3Fで1位または2位の末脚を発揮しているハーツクライ産駒は長い直線でその武器が活きる東京芝1600mで要注意となりそうです。
まとめ
以上、東京芝1600mの血統傾向分析でした。
重要な種牡馬データを一挙にご紹介しましたので、ぜひ普段の競馬予想に役立てていただけると幸いです。
東京芝1600mではNHKマイルカップ、ヴィクトリアマイル、安田記念とG1レースも複数行われますのでぜひ参考にしてみてください!
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