【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、今回は小倉芝1200mの血統傾向分析をお届けします!
小倉芝1200mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件【買い時ポイント】をご紹介していきます。
北九州記念など重賞レースも行われるコースですので、しっかりと傾向を把握して予想の参考にしてください!
※今回ご紹介のデータは全て2017年以降~2022年7月24日開催分までの集積データとなります。
まずは小倉芝1200mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。
やはりロードカナロア産駒の勝利数が断トツ。続いてダイワメジャー産駒。
ただし、それほど目立った好走率ではありません。
好走率でその2頭以上に目立つのはミッキーアイル産駒、スクリーンヒーロー産駒あたり。
続いては産駒勝利数順のランキングは漏れたものの、産駒が好成績の種牡馬をピックアップしてみました。
まだまだサンプル数の少ないデータですが、上記3頭の種牡馬の産駒が現状では好成績をマーク。今後要注目です。
それではこれ以降はそれぞれの種牡馬の産駒の好走データを掘り下げてみて、高い好走率をマークする【買い時ポイント】が見いだせたデータに絞ってご紹介していきます。
まずはミッキーアイル産駒について掘り下げます。
小倉芝1200mにおけるミッキーアイル産駒の性別毎の成績比較です。
牡馬/セン馬は成績が奮いませんね。2022年7月24日時点では未勝利。
対して牝馬はかなりの好成績。
勝率20%オーバーと驚異的な成績ですね。複勝率も34.1%と高い成績を記録。そして回収率も優秀です。
牡馬/セン馬は狙い下げた方が良いデータですが、牝馬は積極的に狙うべきですね!
続いてはモーリス産駒。
こちらもまずは性別毎の成績比較です。
モーリス産駒はミッキーアイル産駒と逆で牝馬よりも牡馬/セン馬が好成績。
牡馬/セン馬は連対率35%、複勝率45%と驚異的な成績をマークしています。回収率も優秀ですので、人気問わず狙い目となりそうです。
さらにサンプル数は少ないデータではありますが、前走から距離短縮で小倉芝1200mに出走の牡馬/セン馬は連対率50%を記録。
距離短縮でこのコースに出走の牡馬/セン馬のモーリス産駒を発見したら要注意ですね!
続いてはキズナ産駒。
こちらもまたまた性別毎の成績比較を見てみます。
モーリス産駒同様、牝馬よりも牡馬/セン馬が好成績。
さらにそんなキズナ産駒の牡馬/セン馬、枠順別の成績データを抽出してみたところ面白い数字の偏りが見られましたのでご紹介します。
なんと1~4枠の時は成績が全く奮わず。逆に5枠~8枠の時に限定すると圧倒的な成績をマークしています。
牡馬/セン馬のキズナ産駒を見つけてもすぐには飛びつかず、枠を見てから取捨を決めた方が良さそうですね。圧倒的に外枠がベターなデータです。
次はスクリーンヒーロー産駒。
こちらも性別毎の性別比較を見てみます。
こちらも牡馬/セン馬が好成績。勝率15%超、複勝率35%超は驚異的な成績ですね。
牝馬よりも牡馬/セン馬が狙い目となるデータですが…たた実は牝馬にも【買い時ポイント】が存在します。
馬体重別で見ると牝馬の産駒でも460kg以上の産駒は連対率44.4%、複勝率55.6%と滅茶苦茶な好成績を誇ります。
スクリーンヒーロー産駒は牡馬/セン馬が狙い目。牝馬は460kg以上の産駒が狙い目ですね。
最後はサトノアラジン産駒。
こちらはまだまだデータサンプル数が少ない状況ですが、現状での傾向をご紹介しておきます。
現状で驚異的な好走率をマークしているサトノアラジン産駒ですが…
小倉芝1200mの未勝利戦に限定すると勝率60%、複勝率80%と恐ろしいまでの成績を記録しています、
もちろんまだまだデータ母数の少ない状況ですが、このコースにおいて今後要注目の種牡馬ですね。
まとめ
以上、小倉芝1200mの血統傾向分析でした。
性別毎での上げ下げ+αのデータを活用することで精度の高い予想が出来そうです!
今回もマニアアックなデータですので使える場面は少ないかもしれませんが…その分データに該当する馬を見つけた時は高い確率で好走が見込めそうですので予想の参考にしていただければ幸いです。
血統データ備忘録YOUTUBEチャンネル、チャンネル登録者数1,600人達成!
【今日から使える簡単血統データ】を絶賛配信中!
ぜひチャンネル登録をお願いします!