血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

重馬場で成績爆上げ種牡馬データ~ダート短距離編~2024年最新版!

 

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は重馬場ダートで買うべき種牡馬~短距離編~2024年最新版をお届けします。

稍重・重馬場・不良馬場のダートで好成績の種牡馬をピックアップし、またその産駒がより高い成績を叩き出す条件を深堀して探っていきます。

 

尚、今回は短距離編(1000m~1400m)として距離を区切ってデータを抽出しました。

中距離編(1600m~1800m)の記事↓はコチラから

keibamemo.hateblo.jp

 

youtu.be

 

 

※今回ご紹介のデータは全て2019年~2023年の期間のデータとなります。

 

 

 

 

種牡馬ランキング

ダート短距離(1000m~1400m)の稍重・重馬場・不良馬場での産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。

ここではヘニーヒューズ産駒が第一位。「重馬場で成績爆上げ!」的な種牡馬ではありませんが、稍重~不良馬場でも勝利数だけでなく高い好走率をマークしていますね。

ここでもう一頭気になるのはオルフェーヴル産駒。勝率が10%を超えており、単勝回収率も168%と驚異的な成績を叩き出しています。

上記2頭の種牡馬の産駒については後ほど深堀していきます。

 

 

好成績注目種牡馬

続いては先ほどの産駒勝利数順のランキングには漏れたものの、この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)で産駒が好成績をマークしている種牡馬をピックアップしてみました。

ドレフォン産駒、Speightstown産駒、Into Mischief産駒はこの条件で好成績をマークしていますね。こちらも後ほど改めて深堀していきます。

 

それではこれ以降は、この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)で好成績をマークしている種牡馬の産駒について、

好走条件を深堀分析していきますので最後までお付き合いください!

 

 

ヘニーヒューズ産駒

ヘニーヒューズ産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるクラス別の成績です。

現状では条件戦では好成績ですが…オープンクラス以上となると全く歯が立たない傾向です。

本質的にはダートでは良馬場向きの種牡馬なのかもしれませんね。

ダートでは人気になりやすい種牡馬かと思いますので、クラス別で成績が偏ることをしっかりと覚えておく必要がありそうです。

 

 

続いてはヘニーヒューズ産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績を抽出してみました。

※好成績コースのみのピックアップです。

勝利数では東京ダート1400mが圧倒的ですが、阪神ダート1200mと京都ダート1200mでの好走率が驚異的ですね。

ともに高い回収率もマークしていますので、この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)且つ、当該コースでヘニーヒューズ産駒を見つけたら徹底マークしましょう!

 

 

シニスターミニスター産駒

続いては冒頭の種牡馬ランキングにて上位にランクインしていたシニスターミニスター産駒について深堀していきます。

シニスターミニスター産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績です。

中京ダート1200mで圧倒的な好成績ですね…!

勝率17.5%、複勝率30%は恐ろしい好走率ですし、単勝回収率も135%とベタ買いでも儲かるデータとなっています。

 

特に中京ダート1200mで牡馬/セン馬に絞ると下記のように更に成績が跳ね上がります!

この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)の中京ダート1200mでシニスターミニスター産駒の牡馬/セン馬を見つけたら積極的に買い目に入れましょう!

 

 

 

オルフェーヴル産駒

続いてはこちらも冒頭の種牡馬ランキングにランクインしていたオルフェーヴル産駒について深堀していきます。

この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績です。

爆発的な成績をマークしているコースを複数発見しました…!

まだまだデータ母数の少ないコースもありますが、当該コースでオルフェーヴル産駒を見つけたら要注意です!

特に京都ダート1200mでの好成績が目につきましたので、もう少し深堀してみます。

 

 

京都ダート1200m(稍重・重馬場・不良馬場)における枠順別の成績を抽出してみました。

サンプル数の少ないデータではありますが…1枠~4枠の際は壊滅的な成績ですが、5~8枠に入ると成績が爆上がりします。

稍重~不良馬場の京都ダート1200mでオルフェーヴル産駒を見つけたからと言って飛びつくのは危険。しっかりと枠順で買いべきかどうか判断する必要がありそうです。

 

 

ドレフォン産駒

続いてはこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)での好成績注目種牡馬としてピックアップをしていたドレフォン産駒について深堀していきます。

ドレフォン産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)における前走距離別の成績です。

距離延長の際は成績が奮いませんが…距離短縮時に好成績をマークしています。

やはりスピードが持ち味の血統背景(ストームキャット系)を持つ種牡馬ですので、このデータには納得です。

 

ドレフォン産駒についてもう一つ有益なデータを発見したのでご紹介します。

ドレフォン産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)における外枠出走時の成績です。

外枠(6枠~8枠)に入った時に恐ろしいほどの勝率をマークしています。

これもストームキャット系の血統の種牡馬としては納得のデータ。しっかりと覚えておきましょう。

 

 

Speightstown産駒

続いてはこちらもこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)における好成績注目種牡馬としてピックアップしていたSpeightstown産駒について見ていきます。

牝馬と比較して牡馬/セン馬の方がこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)での成績が格段に良いですね。性別で成績に偏りがあるので覚えておいた方が良さそうです。

 

牡馬/セン馬で尚且ダート1200m戦に限定した成績を抽出してみました。

牡馬/セン馬の産駒を稍重~不良馬場のダート1200m戦でSpeightstown産駒を見つけたら要チェックですね!

 

 

 

まとめ

以上、重馬場ダートで買うべき種牡馬~短距離編~2024年最新版をお届けしました!

稍重、重馬場、不良馬場のダート短距離(1000m~1400m)で好成績の種牡馬と産駒の買い時ポイントを掘り下げて分析してみました。

時計の出る脚抜きの良いダートを得意としている血統(種牡馬)がある程度把握できたかと思います。雨の日の競馬予想の参考になれば幸いです。

 

 

血統データ備忘録YouTubeチャンネル

【今日から使える簡単血統データ】を積極的に配信中!

ぜひチャンネル登録をお願いします!

youtu.be

youtu.be

 

【有馬記念2023】ラップ分析と血統データで徹底予想!有馬記念厳選オススメ穴馬大公開!

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は2023年12月24日に行われる有馬記念のラップ分析と血統傾向データによる徹底考察をお届けしていきます。

出走馬確定前、枠順確定前の事前考察になりますが…

この記事では過去のラップ傾向と出走各馬の好走ラップパターンを比較分析し、有馬記念で求められる資質をしっかりと証明している穴馬を一頭ご紹介します。

また血統のエッセンスも加えて分析していきますので最後までお付き合いください!

 

 

 

 

 

絶好調だった夏競馬から一転…不調の時期もありましたが、

ここ最近、ようやく調子を取り戻すことができています!

 

 

youtu.be

 

 

コース形態から見るラップ傾向(中山芝2500m)

有馬記念が行われる中山競馬場芝2500mはコーナーを6回まわるトリッキーなコース設定。コーナーを走る比率が多いコースなので、コーナリング性能やコーナーを加速しつつまわれるような機動力が求められるコースですね。

更に坂を2度超えることになるタフなコース。今年はそれほどタフな馬場ではありませんが、冬の中山芝コースは時計のかかるケースが多く、坂超えのパワーに加えてスタミナが求められやすいコースと言って良いでしょう。

ラップ傾向としては残り7Fから5Fにかけての下り坂でラップが速くなり、強制的にロングスパート勝負となる傾向があります。

 

 

有馬記念のラップ傾向

では実際の過去5年の有馬記念のラップと過去5年の平均ラップを見てみます。

もちろん出走メンバーや馬場状態によってバラツキはありますが…基本的には前半4.5Fまで11秒台~12秒台前半継続と前半に負荷がかかるケースが多いようですね。

そこから上り坂で一旦はラップが緩むものの、残り7Fからの下り坂で強制ロングスパート勝負に。

上がりは失速しながらのフィニッシュと、かなりのスタミナと持続力が問われる傾向です。

近年の有馬記念は差しが決まる傾向がありますが、このラップ傾向(前半に負荷がかかる上にロングスパートになって上がり失速傾向)が最たる要因かと思います。

 

 

ラップ分析の方針

では今年の有馬記念はどんなレースなりそうでしょうか?

まずはなんと言ってもタイトルホルダーの存在。今回が引退レースとなりますし、ハナを叩く気まんまんでしょう。

しかし気になるのはアイアンバローズとディープボンドの逃げ宣言。おそらくタイトルホルダーを牽制する目的もあるでしょうが…

どちらにせよタイトルホルダーは溜め逃げするタイプではく、中盤以降の長い区間で持続的に脚を使うような持続力勝負(ロングスパート勝負)に持ち込む傾向のある逃げ馬です。

今回逃げ宣言をしているアイアンバローズもディープボンドも持続力勝負に持ち込みたいタイプ。

となれば例年の傾向通り、前半に負荷がかかる(ラップが速くなる)展開は間違いなさそうですし、例年以上に早め早めの仕掛けとなって、ラストの失速度合いが大きくなるタフな展開が予想されます。

 

よって、ある程度差し脚質の馬の中から、前半に負荷がかかるレース展開の中で、長く良い脚を使って好走した実績のある馬をピックアップしてみます。

 

 

※この記事では枠順確定前の「注目穴馬」を一頭ご紹介します。

最終予想はレース前日にYouTubeメンバーシップ限定で配信となります。

 

 

有馬記念2023注目穴馬

2023年有馬記念の注目穴馬はライラックです。

2022年のエリザベス女王杯で②着好走。そして今年2023年のエリザベス女王杯で④着(この時本命視していて悔しい想いをしました…)と惜しい競馬をした際のラップに注目しました。

 

2022年のエリザベス女王杯では、前半3F35.3と重馬場だったことを考えると前半に負荷がかかったレースでした。

そして5F目以降加速を続けてラストは失速する、まさに今回の有馬記念で想定されるレース質となったレースで上がり2位の末脚をマークし②着に好走。

牝馬限定のレースではありますが、G1でも上位のスタミナとロングスパート性能を証明したレースでした。この時勝利したジェラルディーナは次走の2022年有馬記念で出遅れながらイクイノックス相手に③着と好走しました。

 

2023年のエリザベス女王杯では2022年よりも着順は下がりましたが、2022年と比較して前半が緩い展開で後方待機のライラックには展開が向きませんでしたね。

更に直線では進路を探しながら追う不利がありました。そんな中で上がり最速をマークして④着は立派な結果。

前々走の府中牝馬Sで大幅に馬体重を増やしながら好位からの競馬で好走した姿を考慮すると、4歳秋で充実期を迎えている印象もあります。

 

血統的には、有馬記念を圧倒的なコーナリング性能を見せつけて圧勝したオルフェーヴルの産駒であり、コーナリング性能と機動力に優れる傾向のあるノーザンテーストのクロスとヘイローのクロス持ち。

昨年の有馬記念ノーザンテーストの血を持ちヘイローのクロスを持つ馬が1~3着を独占しました。

中山2500mへの距離延長が未知数ながら、血統的にもラップ的にも上昇が見込めそうなイメージが重なりました。

実際中山競馬場で重賞勝利(フェアリーSでスターズオンアース撃破!)の実績も心強い。

netkeibaさんの想定オッズで9番人気想定と美味しいオッズ。ここは一発に期待してみたいと思います。

 

 

まとめ

以上、今回は2023年有馬記念の出走馬確定前事前考察をお届けしました。

ラップ分析的にも血統傾向的にも面白い穴馬がピックアップできたと思っています。

最終予想は枠順、当日の馬場状態、最終追い切りの内容などを考慮し、レース前日にYouTubeメンバーシップ限定公開させていただきます。

それでは、今年の有馬記念を一緒に楽しみましょう!

 

血統データ備忘録YouTubeチャンネル

ぜひチャンネル登録をお願いします!

youtu.be

youtu.be

 

12月17日(日)厳選勝負レース推奨馬大公開!

 

 

久々にはなりますが通常YouTubeで配信の厳選勝負レース推奨馬を記事で一部公開します!


土曜は久々に大儲けできました!
YouTubeメンバーシップ会員様、たくさんの的中DMありがとうございました!

 

中山8R、中山11Rにて推奨馬が勝利。そして相手推奨馬が馬券圏内独占の完璧的中!
YouTubeメンバーシップ限定配信ではターコイズSの三連複万馬券を3点で的中!
久々にお役に立てたんじゃないかと実感しております。
日曜も気まぐれ参戦含めて頑張りますのでよろしくお願いします!

 

 

【注意】
※この記事では中京1Rの推奨馬のみ公開しております。
その他レースの推奨馬+予想はYouTubeメンバーシップ限定配信となりますので予めご了承ください。

 

www.youtube.com

 

 

中京1R:2歳未勝利(ダート1800m)

◎グランオース

大外枠は好成績データですが…ただやはり外枠不利の中京コースですので良いスタートを切ってスムーズに先行してほしいですね。
記事作成時点で6番人気、単勝オッズ12倍と美味しいオッズ。
内の人気馬にヒケは取らないはず。好成績データを追い風に突き抜けてほしいところ。

 

その他のレースの推奨馬+予想はYouTubeメンバーシップ限定配信しています!

メンバーシップご登録はこちらから↓

https://www.youtube.com/channel/UCRqsEr7XmG8U8cY8YlEDyhg/join

 

 

youtu.be

中山ダート1800m血統傾向分析2023~2024最新版!難関コースをマニアック種牡馬データで攻略せよ!

 

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は中山ダート1800mの血統傾向分析2023年~2024年最新版をお届けします!

中山ダート1800mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』を掘り下げて分析していきます。

個人的には中山ダート1800mはかなりの難関コースと認識しています。正直苦手なコースですので、今回のデータ分析が少しでも攻略のヒントになればと思っています。

難関コースのデータだけに、今回はどちらかと言えばマイナー種牡馬についてのマニアックな傾向データばかりとなりますが…

その分、オイシイ馬券に直結するデータかと思いますので最後までお付き合いください!

 

 

※今回ご紹介のデータは全て2018年以降~2023年12月3日の中山競馬場開催分の集積データとなります。

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

種牡馬ランキング(産駒勝利数順)

キングカメハメハ産駒、クロフネ産駒が好成績ですが、今後産駒の数が減っていく一方の種牡馬ですので今回の分析からは除外します。

それ以外ではずば抜けて高い好走率をマークしている種牡馬が見当たらず…

人気になり辛いマイナー種牡馬の産駒にもチャンスがありそうなデータ。

 

 

 

☆好成績注目種牡馬

産駒勝利数順の種牡馬ランキングには漏れたものの、産駒が高い好走率をマークしている種牡馬をピックアップ。

ミッキーアイル産駒、アメリカンペイトリオット産駒が好成績の傾向データ。

ただし、ごく一部の産駒の好成績に引っ張られている部分が大きいので…今後要経過観察のデータです。

 

 

これ以降は高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』を見いだすことができた種牡馬データについて記載していきます。

 

 

 

超絶おすすめ!クラフトビール人気ランキング!

 

オルフェーヴル産駒

馬体重480kg以上の牡馬/セン馬が好成績。

逆に479kg未満の産駒は成績がガタ落ちするので要注意。

 

 

 

ホッコータルマエ産駒

オルフェーヴル産駒同様、体重480kg以上の牡馬/セン馬が好成績。

逆に479kg未満の産駒は成績がガタ落ちするので要注意!

 

 

パイロ産駒

良馬場以外(稍重、重馬場、不良馬場)で成績が急上昇。

勝率は3倍以上に跳ね上がり、連対率も2倍近くまで上昇。

 

 

 

エスポワールシチー産駒

牡馬/セン馬の産駒が未勝利戦で圧倒的好成績データ。

好走率、回収率ともに驚くべき好成績なので覚えておきたいデータですね。

 

 

 

アイルハヴアナザー産駒

前走で上がり3Fのタイムが2位以内で高い好走率をマーク。

ただし回収率は低めなので、人気馬が安定して好走するイメージ。

 

 

☆まとめ

今回は難関コースのデータだけにマニアックなマイナー種牡馬のい関するデータばかりとなってしまいました。

ただマイナーな種牡馬データだけに世間にバレにくく、オイシイ馬券に直結するデータかと思いますのでぜひ参考にしてみてください。

該当する産駒を見つけられるケースは少ないと思いますが…見つけたら積極的に買い目に入れるべきですね!

以上、中山ダート1800m血統傾向分析2023~2024年最新版をお届けしました。

競馬予想の参考になれば幸いです。

 

血統データ備忘録YouTubeチャンネル

【今日から使える簡単血統データ】を積極的に配信しています!

ぜひチャンネル登録をお願いします!

youtu.be

 

11月25日(土)厳選勝負レース推奨馬大公開!血統傾向データとラップ分析で徹底予想!#競馬

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

なかなかブログ記事が更新できず…申し訳ございません。

来週どこかでコースデータ分析の記事を公開する予定です!

 

取り急ぎ11月25日(土)の推奨馬を公開しましたのでお知らせです!

 

youtu.be

 

血統データ備忘録YouTubeチャンネル

ぜひチャンネル登録をお願いします!

 

【穴馬発見】エリザベス女王杯2023ラップ分析!4年ぶりの京都競馬場開催にドンピシャ適性の穴馬とは…?

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は血統から少し外れた内容になりますが…エリザベス女王杯2023のラップ分析による出走馬確定前の事前考察を行なっていきます。

今回4年ぶりに京都競馬場開催となるエリザベス女王杯

過去の京都開催のエリザベス女王杯のラップ傾向と出走各馬の好走ラップパターンを比較分析し、エリザベス女王杯に高い適性を持つ馬を探っていきます!

今回この記事では人気薄が想定される馬の中から高いラップ適性を持つ馬厳選の一頭ご紹介しますので最後までお付き合いください。

 

先週は重賞2レース的中!ようやく絶好調だった夏競馬の頃の良い感覚が戻ってきた気がしています。

今後続いていくG1レースでも結果を残せるよう全力で頑張ります!

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

☆コース形態から見るラップ傾向

ほぼ平坦が続くコースの中に高低差約4mの大きな丘がそびえ立つ特徴的なコースですね。

スタートから最初のコーナーまでの距離が長く、ポジション争いもそれほど激化しない傾向。

残り1000m地点から高低差約3mを駆け上がり、残り800m地点から坂を下りながら最終コーナーを迎えるコース形態。

残り4Fから強制的にスパートする流れとなるので、溜めてキレる脚よりもコーナーを曲がりながら持続的に使えるロングスパート力が求められるコースですね。

 

 

☆ラップ傾向(京都開催分2016~2019)

京都開催だった直近4年間分のラップ推移と平均ラップをグラフ化しました。

前半3Fの平均タイムが36.75とかなりスローな流れがデフォルト。

そこから12秒台中盤の緩い流れが継続、残り800mからの下り坂で強制的にスパートが求められる「ラスト4F勝負」となる傾向です。

上がり3Fの平均タイムは34.34とそこそこ速いタイムが求められるので、しっかりとした決め手を持つ馬を狙いたい所ですね。

 

 

 

☆ラップ分析の方針

出走予定メンバーを見ると…これといった逃げ馬が不在ですね。

前走で逃げているのはデヴィーナの一頭だけ。そのディヴィーナも前走はスローの流れを押し出されて逃げてしまった形なので、今回距離不安も相まって速い流れを刻むような積極的な逃げに出る可能性は低そう。

それならば過去の京都競馬場開催のエリザベス女王杯の傾向通り、前半スローからのラスト4F勝負を想定して分析していきたい。

今回メンバー構成的には人気馬が差し馬ばかりですので、穴馬候補としては前目のポジションを取れる馬からピックアップしたい所です。

前目のポジションが取れて尚且つロングスパート力に優れた馬であれば、下り坂を利用して持続力を活かすことで人気馬たちを出し抜けそう?

そんな妄想をもとに穴馬候補を一頭ピックアップしました。

 

 

 

☆ラップ分析的注目穴馬

某競馬サイトの想定オッズで11番人気となっているアートハウスを今回エリザべス女王杯2023の穴馬候補としてピックアップしました。

過去の好走ラップパターンからは前半スローで流れたレースを早めスパートで後続を完封する展開を得意とする馬。まさにエリザベス女王杯にドンピシャのキャラクターと言えそうですね。

前半急かされると脆いものの、前半で無理をしなければ中盤以降は加速ラップを刻み続けることも可能なハイレベルな持続力を有しています。

ある程度速い上がりも使えそうですが、下り坂を利用して積極的な競馬でロングスパート合戦に持ち込みたいところです。

週中に雨の予報も出ていますが、雨の影響が少しでも残りパンパンの良馬場でなければ更にアートアウスにとって追い風となりそう。

今回、3月の中山牝馬S以来久々の競馬となりますが、鉄砲実績もあり、中内田厩舎だけにしっかりと仕上げてきそう。

想定されるレース質にドンピシャな高いラップ適性を持つアートアウスに注目です。

 

 

まとめ

今回の分析では某競馬サイト想定オッズ11番人気想定となっているアートハウスを注目穴馬としてピックアップしました。

血統・枠順・当日の馬場状態・最終追い切りなどを考慮した最終予想はレース前日にYouTubeメンバーシップ限定で配信の予定です。

 

 

血統データ備忘録YouTubeチャンネル

『今日から使える簡単血統データ』を積極的に配信中です!

ぜひチャンネル登録をお願いします!

youtu.be

【菊花賞2023】ラップ分析で導く長距離的性!京都開催の菊花賞の高い適性を持つ注目馬とは…?

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は血統から外れた内容にはなりますが…菊花賞2023のラップ分析による考察を行なっていきたいと思います。

血統・枠順・最終追い切り、当日の馬場状態等を考慮した最終予想はレース前日にYouTubeメンバーシップ限定配信にてお届けしますが…まずは3年ぶりに京都競馬場での開催となる菊花賞で求められそうな能力と出走予定各馬の持っている資質をラップ分析による考察で予習しておきたいと思います。

菊花賞と言えば昨年は◎アスクビクターモア→▲ボルドグフーシュで完璧的中をお届けした相性の良いレースです!

今回も端的に手短にお届けしますのでぜひ最後までお付き合いください!

 

一杯やりながら競馬を楽しみませんか?お勧めドリンクはコチラから!

 

 

 

youtu.be

 

阪神開催と京都開催で求められる資質がズレる?①

京都競馬場の改修工事の影響で阪神競馬場開催となった2021年と2022年。

直近の京都競馬場開催であった2019年と2020年。

それぞれのラップ推移を見比べてみます。

 

2021年はタイトルホルダーが逃げて展開を作りましたし、2022年はアスクビクターモアが終始2番手からプレッシャーをかけていた影響もありますが…そのラップ推移の違いは明白ですね。

2年ずつの平均を見ていてただくと分かりやすいかと思いますが、阪神開催は前半は速く(上記の通り出走馬の影響は大きいですが)中盤が緩む展開。

京都開催は前半緩めのラップで流れて中盤も一貫して同じようなラップを刻みつつづける傾向。

阪神開催の方がスパート開始地点が速いのも特徴で、坂の影響もありラストの失速度合いも京都に比べて大きい傾向。

簡単に言えばやはり阪神の方がタフな流れで『スタミナ』が求められるラップパターン。

京都開催の方がスタミナよりも相対的には『スピード持続力』と『直線スピード』が求められる部分が大きいイメージ。(あくまで阪神開催との比較の上で相対的な表現ですが)

 

 

阪神開催と京都開催で求められる資質がズレる?②

少しだけ視点を変えて5Fずつの3分割ラップを出してみました。

折れ線グラフよりこちらの方が分かりやすいですね…

阪神競馬場開催では前半が速く中盤が大きく緩む傾向。中盤緩みますが、細かく見るとスパート開始地点が京都開催よりも前になる傾向があり、その分ラストは失速ラップの傾向。よりスタミナが求められるイメージ。

京都競馬場開催では前半〜中盤が一貫ラップ。言い換えれば「大きく緩むポイントが無い」のでスピードのないステイヤータイプは脚が溜まりにくい流れ。阪神開催よりも相対的に見ればギアチェンジ能力が求められるので、京都の方が中距離タイプの馬は走りやすいイメージです。

 

 

ラップ分析の方針

前述も通り、過去2年ではタイトルホルダーとアスクビクターモアの挙動の影響が大きいのは事実ですが…

基本的には京都の方がスタミナは求められにくく、相対的には一貫ラップでも脚が溜まるスピードの絶対値とギアチェンジ能力が求められるイメージ。

ただやはり3000mの距離ですので、ラップ的な観点や血統からも『ガソリン積載量』的なものは考慮していきたいところ。

 

 

菊花賞注目馬

ラップ分析的には『ガソリン積載量』で勝負する側面も見られますので京都開催では…?となる部分もありますが…

超ロンスパ戦京都新聞杯、スローからの5Fロンスパ戦ながら一定のギアチェンジ能力も求められた神戸新聞杯を上がり2位(共に33秒台前半)で勝ち切っている点を評価。

両レース共に上がり2位の末脚をマークしているものの、川田騎手の手は早めに動いていた点からも距離延長でさらに末脚が発揮できそうな印象。

前半速い流れは未知数(位置取りが悪くなりそう)ですが、今年の出走メンバー構成からはじっくり運べそうで、緩い流れならそれなりのポジションは取れる馬。

スタミナも不安なし、持続戦の京都重賞でしっかり上が3F33秒台前半の決め手を発揮して勝ち切っている点からここは好勝負可能と判断しています。

 

 

 

まとめ

以上、菊花賞2023ラップ分析的注目馬をお届けしました。

またレース前日に血統、枠順、最終追い切り、馬場状態を考慮した最終結論を出しますのでお楽しみに!

菊花賞含む一部レースの推奨馬はYouTubeメンバーシップ限定となります。

youtu.be