今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】
今回は重馬場ダートで買うべき種牡馬~短距離編~2024年最新版をお届けします。
稍重・重馬場・不良馬場のダートで好成績の種牡馬をピックアップし、またその産駒がより高い成績を叩き出す条件を深堀して探っていきます。
尚、今回は短距離編(1000m~1400m)として距離を区切ってデータを抽出しました。
中距離編(1600m~1800m)の記事↓はコチラから!
※今回ご紹介のデータは全て2019年~2023年の期間のデータとなります。
種牡馬ランキング
ダート短距離(1000m~1400m)の稍重・重馬場・不良馬場での産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。
ここではヘニーヒューズ産駒が第一位。「重馬場で成績爆上げ!」的な種牡馬ではありませんが、稍重~不良馬場でも勝利数だけでなく高い好走率をマークしていますね。
ここでもう一頭気になるのはオルフェーヴル産駒。勝率が10%を超えており、単勝回収率も168%と驚異的な成績を叩き出しています。
上記2頭の種牡馬の産駒については後ほど深堀していきます。
好成績注目種牡馬
続いては先ほどの産駒勝利数順のランキングには漏れたものの、この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)で産駒が好成績をマークしている種牡馬をピックアップしてみました。
ドレフォン産駒、Speightstown産駒、Into Mischief産駒はこの条件で好成績をマークしていますね。こちらも後ほど改めて深堀していきます。
それではこれ以降は、この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)で好成績をマークしている種牡馬の産駒について、
好走条件を深堀分析していきますので最後までお付き合いください!
ヘニーヒューズ産駒
ヘニーヒューズ産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるクラス別の成績です。
現状では条件戦では好成績ですが…オープンクラス以上となると全く歯が立たない傾向です。
本質的にはダートでは良馬場向きの種牡馬なのかもしれませんね。
ダートでは人気になりやすい種牡馬かと思いますので、クラス別で成績が偏ることをしっかりと覚えておく必要がありそうです。
続いてはヘニーヒューズ産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績を抽出してみました。
※好成績コースのみのピックアップです。
勝利数では東京ダート1400mが圧倒的ですが、阪神ダート1200mと京都ダート1200mでの好走率が驚異的ですね。
ともに高い回収率もマークしていますので、この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)且つ、当該コースでヘニーヒューズ産駒を見つけたら徹底マークしましょう!
シニスターミニスター産駒
続いては冒頭の種牡馬ランキングにて上位にランクインしていたシニスターミニスター産駒について深堀していきます。
シニスターミニスター産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績です。
中京ダート1200mで圧倒的な好成績ですね…!
勝率17.5%、複勝率30%は恐ろしい好走率ですし、単勝回収率も135%とベタ買いでも儲かるデータとなっています。
特に中京ダート1200mで牡馬/セン馬に絞ると下記のように更に成績が跳ね上がります!
この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)の中京ダート1200mでシニスターミニスター産駒の牡馬/セン馬を見つけたら積極的に買い目に入れましょう!
オルフェーヴル産駒
続いてはこちらも冒頭の種牡馬ランキングにランクインしていたオルフェーヴル産駒について深堀していきます。
この条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績です。
爆発的な成績をマークしているコースを複数発見しました…!
まだまだデータ母数の少ないコースもありますが、当該コースでオルフェーヴル産駒を見つけたら要注意です!
特に京都ダート1200mでの好成績が目につきましたので、もう少し深堀してみます。
京都ダート1200m(稍重・重馬場・不良馬場)における枠順別の成績を抽出してみました。
サンプル数の少ないデータではありますが…1枠~4枠の際は壊滅的な成績ですが、5~8枠に入ると成績が爆上がりします。
稍重~不良馬場の京都ダート1200mでオルフェーヴル産駒を見つけたからと言って飛びつくのは危険。しっかりと枠順で買いべきかどうか判断する必要がありそうです。
ドレフォン産駒
続いてはこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)での好成績注目種牡馬としてピックアップをしていたドレフォン産駒について深堀していきます。
ドレフォン産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)における前走距離別の成績です。
距離延長の際は成績が奮いませんが…距離短縮時に好成績をマークしています。
やはりスピードが持ち味の血統背景(ストームキャット系)を持つ種牡馬ですので、このデータには納得です。
ドレフォン産駒についてもう一つ有益なデータを発見したのでご紹介します。
ドレフォン産駒のこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)における外枠出走時の成績です。
外枠(6枠~8枠)に入った時に恐ろしいほどの勝率をマークしています。
これもストームキャット系の血統の種牡馬としては納得のデータ。しっかりと覚えておきましょう。
Speightstown産駒
続いてはこちらもこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)における好成績注目種牡馬としてピックアップしていたSpeightstown産駒について見ていきます。
牝馬と比較して牡馬/セン馬の方がこの条件(ダート1000m~1400m+稍重~不良馬場)での成績が格段に良いですね。性別で成績に偏りがあるので覚えておいた方が良さそうです。
牡馬/セン馬で尚且ダート1200m戦に限定した成績を抽出してみました。
牡馬/セン馬の産駒を稍重~不良馬場のダート1200m戦でSpeightstown産駒を見つけたら要チェックですね!
まとめ
以上、重馬場ダートで買うべき種牡馬~短距離編~2024年最新版をお届けしました!
稍重、重馬場、不良馬場のダート短距離(1000m~1400m)で好成績の種牡馬と産駒の買い時ポイントを掘り下げて分析してみました。
時計の出る脚抜きの良いダートを得意としている血統(種牡馬)がある程度把握できたかと思います。雨の日の競馬予想の参考になれば幸いです。
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