血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

【菊花賞2023】ラップ分析で導く長距離的性!京都開催の菊花賞の高い適性を持つ注目馬とは…?

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は血統から外れた内容にはなりますが…菊花賞2023のラップ分析による考察を行なっていきたいと思います。

血統・枠順・最終追い切り、当日の馬場状態等を考慮した最終予想はレース前日にYouTubeメンバーシップ限定配信にてお届けしますが…まずは3年ぶりに京都競馬場での開催となる菊花賞で求められそうな能力と出走予定各馬の持っている資質をラップ分析による考察で予習しておきたいと思います。

菊花賞と言えば昨年は◎アスクビクターモア→▲ボルドグフーシュで完璧的中をお届けした相性の良いレースです!

今回も端的に手短にお届けしますのでぜひ最後までお付き合いください!

 

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阪神開催と京都開催で求められる資質がズレる?①

京都競馬場の改修工事の影響で阪神競馬場開催となった2021年と2022年。

直近の京都競馬場開催であった2019年と2020年。

それぞれのラップ推移を見比べてみます。

 

2021年はタイトルホルダーが逃げて展開を作りましたし、2022年はアスクビクターモアが終始2番手からプレッシャーをかけていた影響もありますが…そのラップ推移の違いは明白ですね。

2年ずつの平均を見ていてただくと分かりやすいかと思いますが、阪神開催は前半は速く(上記の通り出走馬の影響は大きいですが)中盤が緩む展開。

京都開催は前半緩めのラップで流れて中盤も一貫して同じようなラップを刻みつつづける傾向。

阪神開催の方がスパート開始地点が速いのも特徴で、坂の影響もありラストの失速度合いも京都に比べて大きい傾向。

簡単に言えばやはり阪神の方がタフな流れで『スタミナ』が求められるラップパターン。

京都開催の方がスタミナよりも相対的には『スピード持続力』と『直線スピード』が求められる部分が大きいイメージ。(あくまで阪神開催との比較の上で相対的な表現ですが)

 

 

阪神開催と京都開催で求められる資質がズレる?②

少しだけ視点を変えて5Fずつの3分割ラップを出してみました。

折れ線グラフよりこちらの方が分かりやすいですね…

阪神競馬場開催では前半が速く中盤が大きく緩む傾向。中盤緩みますが、細かく見るとスパート開始地点が京都開催よりも前になる傾向があり、その分ラストは失速ラップの傾向。よりスタミナが求められるイメージ。

京都競馬場開催では前半〜中盤が一貫ラップ。言い換えれば「大きく緩むポイントが無い」のでスピードのないステイヤータイプは脚が溜まりにくい流れ。阪神開催よりも相対的に見ればギアチェンジ能力が求められるので、京都の方が中距離タイプの馬は走りやすいイメージです。

 

 

ラップ分析の方針

前述も通り、過去2年ではタイトルホルダーとアスクビクターモアの挙動の影響が大きいのは事実ですが…

基本的には京都の方がスタミナは求められにくく、相対的には一貫ラップでも脚が溜まるスピードの絶対値とギアチェンジ能力が求められるイメージ。

ただやはり3000mの距離ですので、ラップ的な観点や血統からも『ガソリン積載量』的なものは考慮していきたいところ。

 

 

菊花賞注目馬

ラップ分析的には『ガソリン積載量』で勝負する側面も見られますので京都開催では…?となる部分もありますが…

超ロンスパ戦京都新聞杯、スローからの5Fロンスパ戦ながら一定のギアチェンジ能力も求められた神戸新聞杯を上がり2位(共に33秒台前半)で勝ち切っている点を評価。

両レース共に上がり2位の末脚をマークしているものの、川田騎手の手は早めに動いていた点からも距離延長でさらに末脚が発揮できそうな印象。

前半速い流れは未知数(位置取りが悪くなりそう)ですが、今年の出走メンバー構成からはじっくり運べそうで、緩い流れならそれなりのポジションは取れる馬。

スタミナも不安なし、持続戦の京都重賞でしっかり上が3F33秒台前半の決め手を発揮して勝ち切っている点からここは好勝負可能と判断しています。

 

 

 

まとめ

以上、菊花賞2023ラップ分析的注目馬をお届けしました。

またレース前日に血統、枠順、最終追い切り、馬場状態を考慮した最終結論を出しますのでお楽しみに!

菊花賞含む一部レースの推奨馬はYouTubeメンバーシップ限定となります。

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