血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

【有馬記念2023】ラップ分析と血統データで徹底予想!有馬記念厳選オススメ穴馬大公開!

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は2023年12月24日に行われる有馬記念のラップ分析と血統傾向データによる徹底考察をお届けしていきます。

出走馬確定前、枠順確定前の事前考察になりますが…

この記事では過去のラップ傾向と出走各馬の好走ラップパターンを比較分析し、有馬記念で求められる資質をしっかりと証明している穴馬を一頭ご紹介します。

また血統のエッセンスも加えて分析していきますので最後までお付き合いください!

 

 

 

 

 

絶好調だった夏競馬から一転…不調の時期もありましたが、

ここ最近、ようやく調子を取り戻すことができています!

 

 

youtu.be

 

 

コース形態から見るラップ傾向(中山芝2500m)

有馬記念が行われる中山競馬場芝2500mはコーナーを6回まわるトリッキーなコース設定。コーナーを走る比率が多いコースなので、コーナリング性能やコーナーを加速しつつまわれるような機動力が求められるコースですね。

更に坂を2度超えることになるタフなコース。今年はそれほどタフな馬場ではありませんが、冬の中山芝コースは時計のかかるケースが多く、坂超えのパワーに加えてスタミナが求められやすいコースと言って良いでしょう。

ラップ傾向としては残り7Fから5Fにかけての下り坂でラップが速くなり、強制的にロングスパート勝負となる傾向があります。

 

 

有馬記念のラップ傾向

では実際の過去5年の有馬記念のラップと過去5年の平均ラップを見てみます。

もちろん出走メンバーや馬場状態によってバラツキはありますが…基本的には前半4.5Fまで11秒台~12秒台前半継続と前半に負荷がかかるケースが多いようですね。

そこから上り坂で一旦はラップが緩むものの、残り7Fからの下り坂で強制ロングスパート勝負に。

上がりは失速しながらのフィニッシュと、かなりのスタミナと持続力が問われる傾向です。

近年の有馬記念は差しが決まる傾向がありますが、このラップ傾向(前半に負荷がかかる上にロングスパートになって上がり失速傾向)が最たる要因かと思います。

 

 

ラップ分析の方針

では今年の有馬記念はどんなレースなりそうでしょうか?

まずはなんと言ってもタイトルホルダーの存在。今回が引退レースとなりますし、ハナを叩く気まんまんでしょう。

しかし気になるのはアイアンバローズとディープボンドの逃げ宣言。おそらくタイトルホルダーを牽制する目的もあるでしょうが…

どちらにせよタイトルホルダーは溜め逃げするタイプではく、中盤以降の長い区間で持続的に脚を使うような持続力勝負(ロングスパート勝負)に持ち込む傾向のある逃げ馬です。

今回逃げ宣言をしているアイアンバローズもディープボンドも持続力勝負に持ち込みたいタイプ。

となれば例年の傾向通り、前半に負荷がかかる(ラップが速くなる)展開は間違いなさそうですし、例年以上に早め早めの仕掛けとなって、ラストの失速度合いが大きくなるタフな展開が予想されます。

 

よって、ある程度差し脚質の馬の中から、前半に負荷がかかるレース展開の中で、長く良い脚を使って好走した実績のある馬をピックアップしてみます。

 

 

※この記事では枠順確定前の「注目穴馬」を一頭ご紹介します。

最終予想はレース前日にYouTubeメンバーシップ限定で配信となります。

 

 

有馬記念2023注目穴馬

2023年有馬記念の注目穴馬はライラックです。

2022年のエリザベス女王杯で②着好走。そして今年2023年のエリザベス女王杯で④着(この時本命視していて悔しい想いをしました…)と惜しい競馬をした際のラップに注目しました。

 

2022年のエリザベス女王杯では、前半3F35.3と重馬場だったことを考えると前半に負荷がかかったレースでした。

そして5F目以降加速を続けてラストは失速する、まさに今回の有馬記念で想定されるレース質となったレースで上がり2位の末脚をマークし②着に好走。

牝馬限定のレースではありますが、G1でも上位のスタミナとロングスパート性能を証明したレースでした。この時勝利したジェラルディーナは次走の2022年有馬記念で出遅れながらイクイノックス相手に③着と好走しました。

 

2023年のエリザベス女王杯では2022年よりも着順は下がりましたが、2022年と比較して前半が緩い展開で後方待機のライラックには展開が向きませんでしたね。

更に直線では進路を探しながら追う不利がありました。そんな中で上がり最速をマークして④着は立派な結果。

前々走の府中牝馬Sで大幅に馬体重を増やしながら好位からの競馬で好走した姿を考慮すると、4歳秋で充実期を迎えている印象もあります。

 

血統的には、有馬記念を圧倒的なコーナリング性能を見せつけて圧勝したオルフェーヴルの産駒であり、コーナリング性能と機動力に優れる傾向のあるノーザンテーストのクロスとヘイローのクロス持ち。

昨年の有馬記念ノーザンテーストの血を持ちヘイローのクロスを持つ馬が1~3着を独占しました。

中山2500mへの距離延長が未知数ながら、血統的にもラップ的にも上昇が見込めそうなイメージが重なりました。

実際中山競馬場で重賞勝利(フェアリーSでスターズオンアース撃破!)の実績も心強い。

netkeibaさんの想定オッズで9番人気想定と美味しいオッズ。ここは一発に期待してみたいと思います。

 

 

まとめ

以上、今回は2023年有馬記念の出走馬確定前事前考察をお届けしました。

ラップ分析的にも血統傾向的にも面白い穴馬がピックアップできたと思っています。

最終予想は枠順、当日の馬場状態、最終追い切りの内容などを考慮し、レース前日にYouTubeメンバーシップ限定公開させていただきます。

それでは、今年の有馬記念を一緒に楽しみましょう!

 

血統データ備忘録YouTubeチャンネル

ぜひチャンネル登録をお願いします!

youtu.be

youtu.be