今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】
今回は重馬場ダートで買うべき種牡馬~中距離編~2024年最新版をお届けします。
稍重・重馬場・不良馬場のダートで好成績の種牡馬をピックアップし、またその産駒がより高い成績を叩き出す条件を深堀して探っていきます。
尚、今回は中距離編(1600m~1800m)として距離を区切ってデータを抽出しました。
短距離編(1000m~1400m)は別記事で分析をしています。
下記URLよりぜひご覧ください!
https://keibamemo.hateblo.jp/entry/2023/12/30/222409
※今回ご紹介のデータは全て2019年~2023年の期間のデータとなります。
種牡馬ランキング
ダート中距離(1600m~1800m)の稍重・重馬場・不良馬場での産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。
勝率10%以上、複勝率30%前後の高い好走率をマークしているのは…
シニスターミニスター産駒、キズナ産駒、パイロ産駒、ドレフォン産駒。
このあたりの種牡馬については当該条件において要注意となりますので、後で掘り下げて分析していきます。
好成績注目種牡馬
続いては先ほどの産駒勝利数順のランキングには漏れたものの、この条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)で産駒が好成績をマークしている種牡馬をピックアップしてみました。
American Pharoah産駒、ミッキーアイル産駒、ダノンレジェンド産駒、Arrogate産駒が上記の通り恐ろしいほどの好走率を叩き出しています。
冒頭の種牡馬ランキングにランクインしていた種牡馬と比較しても産駒の成績は圧倒的に上記4頭の種牡馬の産駒の方が高い状況ですので、当該条件で上記4頭の種牡馬産駒を見つけたら積極的に買い目に入れるようにしましょう!
それではこれ以降は、この条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)で好成績をマークしている種牡馬の産駒について、好走条件を深堀分析していきますので最後までお付き合いください!
ヘニーヒューズ産駒
まずは冒頭の種牡馬ランキングにて第一位にランクインしていたヘニーヒューズ産駒のデータを掘り下げていきます。
ヘニーヒューズ産駒のこの条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績です。
もちろん全体的に好成績ではありますが…特に好走率が高いのは、東京ダート1600m、小倉ダート1700m、函館ダート1700mですね。
中には少し好走率が落ちるコースもいくつかありますので、ダートでは人気になることが多い種牡馬だけにコース別で出し入れすることで面白い予想が構築できそうですね。
シニスターミニスター産駒
続いてはこちらも冒頭の種牡馬ランキングにて上位にランクインしていたシニスターミニスター産駒のデータを掘り下げていきます。
シニスターミニスター産駒のこの条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績です。
阪神ダート1800m、福島ダート1700m、京都ダート1800mで恐ろしいほどの好走率と優秀な回収率をマークしています。
当該条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)にて極端に成績が悪いコースはありませんが、上記3コースと比較すると少し成績が落ちるコースがありますので、こちらもヘニーヒューズ産駒同様、コース別で出し入れする必要がありそうですね。
キズナ産駒
続いてはキズナ産駒のこの条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)における馬体重別の成績です。
当該条件において馬体重500kg未満のキズナ産駒は成績が奮いませんが…逆に500kg以上の産駒に限定すると成績が跳ね上がります。
馬格のあるキズナ産駒は稍重~不良馬場のダート中距離(1600m~1800m)を明らかに得意としているデータですのでしっかりと覚えておきましょう。
オルフェーヴル産駒
続いてはオルフェーヴル産駒のこの条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)における枠順別(牡馬/セン馬限定のデータ)の成績です。
牝馬の産駒ではそれほど極端な傾向データは出ませんでしたが…牡馬/セン馬では明らかに外枠の方が成績が上昇する傾向です。
特に勝率は約3倍に跳ね上がりますので、当該条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)においてオルフェーヴル産駒(牡馬/セン馬)は枠順別で成績が若干偏るので要注意です。
パイロ産駒
続いてはパイロ産駒のこの条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)における馬得意コース(勝率15%超のコース)をピックアップしてみました。
中山ダート1800m、小倉ダート1700mでそれぞれ驚異的な好走率を叩き出しています。
当該条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)にて特にこの2コースで成績が急上昇しますので、ぜひ覚えておきたいところです。
ドレフォン産駒
続いてはドレフォン産駒のこの条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)におけるコース別の成績です。
冒頭の産駒勝利数ランキングの中ではまだまだ産駒出走数の少ない種牡馬ながら、堂々と10位にランクインしているドレフォン産駒。
やはりコース別で成績を見ても全体的に優秀です。当該条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)をかなり得意としていることが分かるデータですね。
ただ中山ダート1800mでは成績がイマイチ。ほかのコースでは圧倒的な成績をマークしていますが、唯一成績が低迷する傾向が出ていますので確実に覚えておきたいところです。
ミッキーアイル産駒
最後はこの条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)における好成績注目種牡馬としてピックアップしていたミッキーアイル馬体重別の成績です。
当該条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)において好成績のミッキーアイル産駒ですが…上記の通り馬体重別で成績が大きく偏りますね。
460kg未満の産駒は全く走らない傾向。逆に460kg以上の産駒に限定すると驚異的な好走率をマークしています。
勝率20%オーバー、連対率40%オーバーは恐ろしい成績ですので、ある程度馬格のあるミッキーアイル産駒は当該条件(ダート1600m~1800m+稍重~不良馬場)で積極的に買い目に入れた方が良さそうです。
まとめ
以上、重馬場ダートで買うべき種牡馬~中距離編~2024年最新版をお届けしました!
稍重、重馬場、不良馬場のダート中距離(1600m~1800m)で好成績の種牡馬と産駒の買い時ポイントを掘り下げて分析してみました。
時計の出る脚抜きの良いダートを得意としている血統(種牡馬)がある程度把握できたかと思います。雨の日の競馬予想の参考になれば幸いです。
またダート短距離編(1000m~1600m)は別記事で公開しています!
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