全国の競馬ファンの皆さん、お疲れ様です!
「今日から使える簡単血統データ」血統データ備忘録のお時間がやってまいりました!
今回は阪神芝1600mの血統傾向分析をお届けします!
阪神芝1600mを得意とする種牡馬、その産駒が高確率で好走する狙いどころを掘り下げて分析していきます。
阪神芝1600mはマイルCSや桜花賞、阪神JFをなどG1を含む重賞レースが多く開催されるコースです!
しっかりと傾向を把握して予想に活かしましょう!
※本記事でご紹介のデータは全て2016年以降~2021年11月7日開催分までの集積データとなります。
まずは阪神芝1600mの産駒勝利数順の種牡馬ランキングです。
やはりディープインパクトが勝利数ではダントツ1位ですね。ただ、ディープインパクトにしては他の得意コースに比べればそれほど高い成績には思えません。
勝利数ではロードカナロア産駒、ハーツクライ産駒が健闘しています。
ここで成績が目立つのはエピファネイア産駒。ディープインパクト産駒以上の好走率で回収率も優秀ですね。
では、ここからはそれぞれの種牡馬データをもとに色々な角度から分析した結果、予想の参考になるデータをピックアップしてご紹介していきます。
では、まずは2016年以降、このコースにおいて産駒の勝利数が2位のロードカナロア産駒について。
ロードカナロア産駒の前走距離別の成績です。
ロードカナロア産駒は阪神芝1600mにおいて、距離延長の場合はかなり低い好走率となっています。
対して、前走から距離短縮になる場合、前走と同距離の場合は高い確率で好走しています。
ロードカナロア産駒を阪神芝1600mで狙うなら、距離延長の場合は避けた方が良さそうですね。
続いては阪神芝1600mにおけるロードカナロア産駒の性別毎の成績比較となります。
牡馬と牝馬の比較では好走率にかなり差がありますね。
牡馬は高い確率で好走しますが、牝馬は成績が奮いません。
このデータは馬券に直結しますのでぜひ覚えておきましょう!
続いてはエピファネイア産駒に関するデータです。
このコースにおいてエピファネイア産駒の成績は目を見張るものがありましたね。
それではエピファネイア産駒のデータを掘り下げていきます。
阪神芝1600mにおけるエピファネイア産駒の前走距離別の成績です。
エピファネイア産駒は前走と同距離の場合に素晴らしい成績です。距離延長の場合もそこそこ。
対して距離短縮に場合は成績が奮いません。
エピファネイア産駒はこのコースにおいて高い成績を誇りますが、距離短縮で臨んでくる場合は狙い下げても良いかもしれません。
次はエピファネイア産駒の性別毎の成績比較です。
牡馬の成績も悪くはありませんが、牝馬の成績の高さが目立ちます。
牝馬のエピファネイア産駒は阪神芝1600mにおいて要注意ですね!
続いてはハーツクライ産駒に関するデータです。
阪神芝1600mにおけるハーツクライ産駒の枠順別の成績データです。
4枠より内と5枠より外で勝率が大きく違います。
好走率や回収率も4枠より内の方が高い傾向があります。
ハーツクライ産駒はこのコースでは内枠に入った場合が狙い目となりそうですね。
続いては、冒頭の種牡馬ランキングではランク外となっていた種牡馬の中から好成績の種牡馬をピックアップしました。
データのサンプル数が少ないのでなんともいえないデータですが…
Frankel産駒とアメリカンペイトリオット産駒の成績がエグいほど高かったのでご紹介します。
データ母数が少ないので、明確な狙いどころまで掘り下げることはできませんでしたが…今後さらに注目しておきます。
正直それほど高い成績ではありませんが…このコースにおいて良馬場以外で成績を上げる数少ない種牡馬として紹介しておきます。
まとめ
阪神芝1600mにおける、各種牡馬産駒の狙いどころをピックアップしてご紹介しました。
京都競馬場改修工事の影響で阪神競馬場開催が多くなっていますし、そもそも重賞レースも複数行われるコースです。
今回ご紹介の血統傾向はしっかり覚えておきましょう!
また、阪神芝1600mのレースを予想する際にはぜひこの記事を何度も読み返していただければ幸いです。