血統データ備忘録

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ユニコーンステークス2022ラップ分析!ラップ適性ベスト3大公開です!

【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、今回はユニコーンSのラップ分析をお届けします!

出走各馬の好走ラップとユニコーンSのラップ傾向を比較し、ユニコーンSで求められる資質をラップ上で示している馬をランキング形式でベスト3を発表します!

 

尚、本記事は簡易的に考察資料を張り付けておくにとどめてありますので、詳細はぜひ分析動画をご視聴下さい。

 

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ユニコーンSのラップ傾向

過去5年の前半3F平均タイムが34.2と芝並みのラップを刻む。
更に好走馬は速い上がりも記録している傾向のため…

【前半ラップが速いレースで好走】尚且つ【速い上がりを記録した実績】を併せ持つ馬を探したい。

 

しかしながら、ダートのマイル戦で前半34秒台前半のレースは特に2~3歳戦ではなかなかありません。

 

よって1600m戦よりも必然的に道中速いラップが要求される【1400m戦で好走した馬】ならばハイペース耐性は高いはず。と考えます。

 

ただし、1400戦を単純なスピードで押しきった馬は距離延長では厳しいと思いますので…

「距離延長にも対応可能」という指標を示すために、【1400m戦を勝利した実績】に加えて【上がり最速で勝利】という条件を追加します。

この条件を満たす馬であれば「ハイペース耐性OK」ですし、ある程度の「距離延長への対応力」も見込めるはず。

 

速い流れの中で速い上がりが求められるレースの場合、距離延長馬で尚且つ速い上がりが使える馬を狙う。

これはラップ分析の定石です。

 

今回は【1勝クラス以上の1400m戦で上がり最速で勝利】した実績を持つ馬にフォーカスを当てて分析していきたいと思います。

 

しかしながら…

実はこの【1勝クラス以上の1400m戦で上がり最速で勝利】した馬の過去の好走率はあまり良くありません。

むしろ、1600m以上で実績のある馬の方が好走実績が明らかに多いです。

しかしながら近年、今回狙う設定条件の馬の好走実績もあがっており、昨年は該当馬のスマッシャーが7番人気で快勝と、人気薄を狙うために敢えて「過去の傾向」よりも「ラップ分析の定石」を信じてランク付けしていきます。

 

では、ここからは【1勝クラス以上の1400m戦で上がり最速で勝利】した馬をユニコーンSへ向けての適性をランク付けし、ベスト3を発表していきます!

 

 

 

 

ラップ適性第3位

ラップ適性第三位はリメイク。

激流7F戦(前半3F34.8)の昇竜Sを好位から上り3F最速で勝利。

ペースの緩んだ7F戦、端午Sでも好位から上り3F最速をマーク。

展開問わず速い上りが使える点を評価。しかしかなが東京マイルで勝ちきるにはもうワンパンチ欲しい印象で第3位までとしました。

 

 

ラップ適性第2位

ラップ適性第二位はイグザルド

激流(前半3F34.2)5/11の1勝クラスで上り3F最速の末脚で2着。

ペースの緩んだ5/22の1勝クラスでは後方待機ではなく好位から上り3F最速の脚を使い圧勝。

激流で速い上りを使える点、ペースが緩めばポジションを上げて対応できる(尚且つ速い上りも使える)操縦性の高さをから距離延長は歓迎と判断。ラップ適性第2位としました!

 

 

 

ラップ適性第1位

ラップ適性第一位はセキフウ

7F戦とはいえ激流(前半3F34.2)のなでしこ賞を後方から上り最速で勝利。

今回の狙い目データに合致しますし、何よりこの内容を2歳時に実現した点を評価しました。

サウジダービー2着と、マイル戦への延長にも適性を示している点も踏まえてラップ適性第1位としました!

 

 

 

 

 

ランキング番外編その1

ここまでの東京ダート1600m戦では速いラップを刻んだレースで驚異的な末脚を発揮して上がり最速勝利。

もちろん1400m戦の実績ではないので今回除外しましたが、これはある程度ユニコーンSへ繋がる内容と見て良いと思います。

ただし、この時はポツンの位置取り(最後方待機)だったので…さらに前半ラップが速くなったときに更に位置取りが悪くならないか?という心配はありますね。

いずれにせよ強烈な決め手は通用のはず。あとは更に速いラップが要求される本番でどこまでポジションを取れるかがカギとなりそう。

 

 

 

ランキング番外編その2

 

前走は前半3Fが34.7と本番想定と近いラップが要求されたレースを先行して圧勝。

中盤もラップが緩まずこのレースを先行して押し切って2着に0.7秒差の内容からは、単純な能力は「カフェファラオ級」と考えられそう。

 

ただし1番人気想定なので敢えて厳しい目で見てみます。

圧勝した前走も上り3Fは最速ではありませんでした。先行していたので当然ではありますが…

そうなると高い能力は認めつつ、ユニコーンSで要求される上り3Fの切れ味には若干不安が残ります。

中盤のラップが緩まなかった点から、本番よりも先行勢にとってはむしろ激流で、その流れを押し切った内容は圧巻ですが…

本番ユニコーンSで中盤が緩み、前走よりも直線スピードが問われた場合、この馬を差せそうな直線スピードを持った馬を重視したいところ。

1番人気想定なので敢えて踏み込んで分析してみました。

 

 

 

おわりに

今回は単純にラップのみの視点、しかも特定のラップ実績を持つ馬のみを取り上げました。

今後は血統面の分析はもちろん、最終追いきりの内容、枠順、当日の馬場状態を考慮して最終予想へと繋げていきます。

最終考察はレース前日のYouTube動画にて。

最終予想はレース当日にTwitterにて。

 

 

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