血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

NHKマイルカップ2023出走馬確定前事前考察~血統×ラップ×過去データで徹底予習~

 

 

【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録

今回はNHKマイルカップ2023の出走馬確定前事前考察をお届けします。

 

いつも通り血統傾向とラップ分析に加えて過去10年の傾向データを踏まえた現時点での注目馬2頭ピックアップします。

 

2023年のG1レースは◎本命馬の好走率は高いのですが…

個人的な馬券は不発続きです。

 

今回のNHKマイルをしっかりと的中させて、この後続いていくG1戦線へ勢いをもたらしたいところです!

G1以外のレースでは2023年に入ってしっかりと回収できている状況ですので、引き続き頑張っていきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

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血統傾向×ラップ傾向

まずはNHKマイルが行われる東京芝1600mのコース形態から見ていきます。

前半の下り坂でペースが速まる傾向。

追走スピードが要求される流れの中でさらに長い直線でしっかりと末脚を発揮できる資質が要求されるコース。

 

 

続いては実際の過去5年のラップを振り返りながら傾向を探っていきます。

過去5年の前半3Fの平均タイムが34.04とかなり速いラップが刻まれる傾向。

中盤やや緩んで長い直線での決め手が求められるレース質。

速いペースの追走に戸惑わないスピードを持った差し馬が台頭傾向。

 

前半3Fの速さが特徴的なレースだけに、血統的にはスピードに優れた米国血統を持つ馬の活躍が目立つ傾向。

ex:ストームキャット系、ヴァイスリージェント系など

 

 

 

では今年はどんなレースになりそうか考察していきます。

朝日杯を前半3F34.1で逃げたオールパルフェ、前走でハイペースを演出したユリーシャ、ハイペースの朝日杯を先行して押し切っり前走は逃げているドルチェモアなど…

逃げ馬が複数出走予定、また前づけしたい馬も多い印象。

⇒例年の傾向通り、前半3F34秒台前半の流れを想定。

 

ハイペースのレースでの好走実績、更に具体的に言えば前半3Fが34秒台前半で流れたレースを上位の上りで差して好走した実績をピックアップして高評価していきます。

 

 

 

 

過去10年の注目傾向データ

注目馬のピックアップに入る前に…

その他注目の傾向データを見ていきます。

若干外枠のほうが有利な傾向でしょうか。

ただこれは当日の馬場状態、トラックバイアスで大きく変わりそう。

ハイペース傾向のレースだけに内で揉まれるとバテた先行馬が下がってきて不利を受けやすい影響はあるかもしれません。

 

また前走G1出走馬が好成績の傾向。

やはりクラシックの裏路線的なレースだけに、実績上位の馬には一定の注意が必要となるデータですね。

ただしこの『前走G1出走』というデータを盲目的に信じると痛い目にあいそうです。

 

 

前走G1出走馬の馬体重別の成績を抽出してみました。

全体的なデータでは好成績な『前走G1出走馬』ですが、馬体重460kg未満の馬は壊滅的な成績です。

前走G1出走時にしっかりと仕上げてきているはずなので、短い間隔で再度G1レースに出走して好走するにはある程度の馬格がないと厳しい、というイメージでしょうか。

小柄な馬には消耗の大きい厳しいローテーションなようです。

 

今年の出走予定馬で言えば前走G1出走馬はダノンタッチダウンとシングザットソングが該当。

ダノンタッチダウンは前走皐月賞出走時に540kgの巨漢馬ですが、シングザットソングは前走桜花賞出走時は432kgと小柄な牝馬。データ的には厳しいローテーションでしょうか。(桜花賞時に高評価した馬。NHKマイルへのラップ適性的にも良さそうなのである程度の印は回したいと思っていますが…)

 

 

それでは上記の考察を踏まえて現時点の注目馬を2頭ご紹介します。

 

 

 

 

 

NHKマイルカップ注目出走予定馬

注目馬No.1ダノンタッチダウン

デイリー杯ではスローで先行有利の流れを後方から差し切り。

レース後半で速いラップを刻み続ける能力を高さを証明。

 

朝日杯では一転してハイペースの消耗戦を後方から末脚を伸ばして2着と好走。

前半3F34.1、前半5F57.8の速い流れにしっかりと対応した点は今回にも繋がる内容。

ハイペース追走から上がり最速の末脚で2着に差し込んだ朝日杯の内容はしっかりと今回へ直結。

皐月賞最下位のダメージがなければラップ分析的には有力。

 

ただし血統面では米国色が皆無の血統背景。

スピードあふれる米国血統が活躍傾向なレースだけに不安を残す血統です。

ロードカナロア産駒なのでストームキャット持ちではありますね。母方にDanzigの血もありますので、これでスピードの補完になっていれば良いのですが。

 

 

 

注目馬No.2オオバンブルマイ

父はストームキャット種牡馬ディスクリートキャット。このNHKマイルに抜群の適性を持つ血統ですね。

さらに父ストームキャット系×母父ディープインパクトの組み合わせは昨年18番人気ながら3着に大激走したカワキタレブリーと同配合。さらに母方にサクラユタカオー持ちという点も共通点。

スピードあふれる血統の中にディープインパクト内包で決め手も完備!というイメージでしょうか。

 

前走アーリントンCで前半3F34.1と重馬場を考えればかなり速いペースを中団待機から差し切った内容は今回のNHKマイルへ直結しそう。

1400m戦ながら東京の中緩みラップになった重賞レースを勝ち切っている点も今回心強い実績です。

 

小柄な馬が勝ち切れないデータは前走出走時の馬体重が426kgと小柄な本馬にとって不安なデータですが…

小柄な馬も複勝率で見れば上々の成績ですし、なにより昨年大激走のカワキタレブリーも小柄な馬でした。

前走のダメージなくしっかりとした状態で出走できれば期待できそうです。

 

 

 

以上、NHKマイルC2023出走馬確定前事前考察でした!

枠順や当日の馬場状態、また血統とラップについてももう少し掘り下げてみたいと思っています。

最終予想はYouTubeメンバーシップ限定でレース前日に配信させていただきます。

 

 

 

 

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