血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

札幌記念2023ラップ分析スペシャル!ラップ適性ベスト3!上位人気馬を脅かす穴馬とは…?

 

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は血統から外れた内容になってしまいますが…宝塚記念以来、久々にラップ分析を徹底的に行いたいと思います。

今回は札幌記念2023。ジャックドール、シャフリヤール、プログノーシス、ダノンベルーガなどG1レースと言ってもおかしくないくらいのハイレベルなメンバーが揃うそうです。

このスーパーG2札幌記念は豪華メンバーだけにしっかりと分析して少ない点数で勝負したいところ。

出走予定各馬の過去の好走ラップパターンと札幌記念のラップ傾向を照らし合わせ、札幌記念に高い適性を持つ馬ベスト3をランキング形式でお届けしていきます!

人気薄となりそうな馬もピックアップしますのでぜひ最後までお付き合いください!

 

 

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コース形態から見るラップ傾向

起伏のない平坦が続き、コーナーが緩いのが特徴的なコース。

コーナーが緩いので札幌を「小回り」と分類するかどうか論争をTwitterで見かけましたが…

個人的にはコーナー部分の比率が大きく、直線が短いので「小回り」の分類で良いかと思います。※あくまで個人的な考えです。

上り坂やきついコーナーなど物理的にラップが緩むポイントが全くないので、基本的には同じペースを淡々と刻む展開になりやすいコース設定となっています。

 

 

 

札幌記念ラップ傾向

それでは実際の札幌記念のラップ傾向を見ていきます。

スローで流れて瞬発力勝負!とは決してならない傾向ですね。

コース形態のところでも触れましたが、ラップの起伏が少ないレースとなる傾向がありあそうですね。

 

過去5年の平均を見ると前半3Fが平均やや速めで流れて中盤も緩まない持続力が問われる流れとなる傾向が強そう。

一見すると先行馬に厳しく差しが決まりそうなラップパターンですが…しかしながら過去の好走馬の位置取りを見ると後方一気はあまり決まらない印象です。

 

理想としては…

前半やや速い流れでしっかりと好位が取れて、中盤が緩まなくても最後まで伸びる持続力を持つ馬、そんな馬をラップ分析から探していく必要がありそうです。

 

 

想定ラップパターン

今回逃げることが想定されるのはジャックドール、またはユニコーンライオンあたりでしょうか。

両馬ともに過去のラップ分析動画にて何度も触れてきていますが…

スローで溜め逃げをするタイプではないですし、昨年札幌記念出走のパンサラッサのようなハイペースで突っ込むタイプの逃げ馬でもありません。

理想は前半3F~4F緩めに入って5F目以降で加速ラップを刻む持続力勝負に持ち込みたいタイプ。

ハナを取るために前半3Fを速く入る必要があれば4F目〜5F目あたりを一旦緩めた後でロングスパート戦に持ち込む傾向があります。

 

今回はジャックドールが昨年同様に無理にハナを奪いにいかず、ユニコーンライオンがハナを切る想定で見ていきます。

※どちらがハナでも大きな差はないと思いますが…

 

前半3Fを過去5年の平均(35.34)か少し速め(35秒台前半)で入って4F目または5F目から2番手のジャックドールも圧をかけて持続力戦となる想定で考えていきます。

 

・前半が速い流れでもそれなりの位置が取れる先行力

・中盤が緩まなくてもしっかりと伸びることができる持続力

この2点を出走各馬の好走ラップパターンから探っていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

ラップ適性No.1

ラップ適性No.1は昨年の覇者ジャックドールとしました。

パンサラッサがレースを引っ張った昨年とは違った展開となりそうですが、今年のメンバーの方がむしろこの馬のパフォーマンスは出せそう。

逃げなくても良い(位置取り関係なく自身の得意なラップを踏むだけ)ことは証明済。前半に過負荷がかかった2022年大阪杯は失速してしまいましたが…仮に速い流れになった場合でも位置取りを下げて対応可能ですし、過度に速い上がりが求められないこのレースはベストに近い舞台でしょう。

かなりのハイペース耐性を求められる前走安田記念は正直惨敗すると踏んでいましたが惜しい競馬をしました。この点からは昨年よりも成長していると考えて間違いなさそうです。

1番人気想定ですが素直に評価したいと思います。

 

 

 

ラップ適性No.2

ラップ適性No.2はヒシイグアスです。

2021年と2023年の中山記念で一貫ラップで高いパフォーマンスを披露。

2021年は前傾気味の流れを先行、2023年は後傾気味の流れを後方からと、逆流ながら共に上がり最速で快勝しています。

2023年は長期休み明け+大幅馬体増の影響もあってか位置取りが後ろになってしまいましたが、基本的には前半3Fが速く流れても好位が取れる先行力は完備しています。

パンサラッサがレースを引っ張り、タイトルホルダーが番手から圧をかけて圧勝した2022年宝塚記念でも好位からのレースで2着にきていることから持続力勝負には滅法強い印象です。

G1でも掲示板内2回、香港C2着の実績からも実力的にも評価できますし、高いラップ適性がありそうなので今年のハイレベルなメンバーに入っても通用すると考えています。

 

 

 

ラップ適性No.3

ラップ適性No.3はソーヴァリアントは挙げます。

今年に入ってから不振に陥ってしまっている感じですが…2022年チャレンジカップでのパフォーマンスが忘れられません。

前半4Fにかなり負荷がかかるハイペース戦を先行して抜け出し完勝。G1でも通用しそうなスピード持続力を発揮しました。2着ルビーカサブランカ、3着エヒトのその後の活躍を見ても決して「メンバーに恵まれた一戦」ではありませんでしたし、位置取り的に最も厳しいレースをしての完勝は圧巻でした。

2021年のチャレンジCでは前半超スローからのロングスパート合戦。これをしっかりと先行して上がり最速で突き放した点からも、長い区間で速いラップを刻み続ける能力はかなり高そう。

ここ2走の負け方が不可解なので深追いするとまた痛い目に遭いそうではありますが…高いからポテンシャルを持ち、札幌記念にも合いそうなタイプだけに状態次第では積極的に買い目に入れても良さそうです。

 

 

 

まとめ

以上、出走馬確定前の事前考察にはなりますが…札幌記念のラップ分析をお届けしました。

今回はラップ分析的な注目馬としてジャックドール、ヒシイグアス、ソーヴァリアントを挙げました。

人気が想定されるプログノーシスは位置取りがどうしても後方になってしまう点、ダノンベルーガについては使える脚が短い点(過去のこの仮説をもとにJCで軽視して大的中!)を考慮して順位を下げました。

まぁダノンベルーガについては、かなりの素質馬ですし、年齢を重ねて成長してきている可能性は否定できませんが。

 

この記事を通して予想のお役に立てれば幸いです。

 

今回のラップ分析をベースに「血統」「枠順」「最終追い切り」「馬場状態」などのファクターを考慮した最終予想はレース前日の夜に公開します!

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