【今日から使える簡単血統データ】血統データ備忘録、今回は中山芝1600mの血統傾向分析をお届けします。
中山芝1600mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする【買い時ポイント】を掘り下げて分析していきます。
京成杯オータムハンデ(京成杯AH)など重賞レースも行われる舞台となりますので、傾向をしっかりと把握して予想に役立ててください!
※今回ご紹介のデータは全て2017年以降〜2022年春の中山開催までのデータです。
まずは中山芝1600mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。
やはりディープインパクト産駒がダントツの一位。好走率も高い成績を記録しています。
ロードカナロア産駒あたりも好成績ですが…他には特に目立った数字をマークしている種牡馬は見当たりませんね。
それほど血統バイアスの強いコースではなさそうです。
そんなこの企画泣かせのコースですが、各種牡馬産駒のデータを掘り下げて分析し、ピンポイントで高い好走率が記録される条件を探っていきたいと思います。
まずはディープインパクト産駒の買い時ポイントを掘り下げてみます。
中山芝1600mにおけるディープインパクト産駒の性別毎の成績比較です。
牡馬/セン馬については決して悪い成績ではありませんが…天下のディープインパクトにしては少し物足りない印象です。
対して牝馬は好成績を叩き出しています。
人気になる事の多い種牡馬にもかかわらず回収率も優秀ですので、このコースにおいて狙うなら牝馬の方が良さそうです。
続いてはルーラーシップ産駒について。
前走距離別の成績を見てみます。
前走同距離、今回距離延長、今回距離短縮と3パターンの成績を比較すると…
圧倒的に前走同距離の場合が好成績です。連対率35.7%、複勝率42.9%と驚異的な好走率。前走も1600mのレースを使われているルーラーシップ産駒には要注意です。
なお、距離延長出走時に成績が低迷することもあわせて覚えておいた方が良さそうなデータですね。
続いてはドゥラメンテ産駒。
こちらは馬体重別の成績を調べたところ、面白い成績の偏りが見られましたのでご紹介します。
馬体重440kg以上のドゥラメンテ産駒についてはかなり高い好走率をマークしています。
ただ439kg以下の産駒になると急激に成績がダウンします。
急坂のあるパワーが必要なコースのため、ある程度馬格があった方が良いイメージですかね。
ドゥラメンテ産駒については馬体重に注目ですね。
続いてはドレフォン産駒。
まだまだサンプル数の少ないデータにはなりますが…産駒の性別ごとの成績を比較してみます。
牡馬/セン馬は未だに馬券圏内がありません。(まだ5回しか出走回数がありませんが)
中山芝1600mで三連系の馬券を買う上でドレフォン産駒の牝馬は無視できない存在となりそうですね。
続いてはリオンディーズ産駒について。
こちらもまだまだサンプル数の少ないデータではありますが、前走距離別の成績をみてみましょう。
前述のルーラーシップ産駒同様、前走同距離の場合に高い好走率をマーク。連対率50%は驚異的な数字ですね!
サンプル数が3しかないデータなのでなんとも言えませんが…距離短縮出走の場合も狙い目となりそう。
逆に距離延長での出走の際は現状では成績が奮いませんね。
前走距離別で成績に大きな偏りが見られますので要注意です。
最後に良馬場以外(稍重、重馬場、不良馬場)の際に中山芝1600mで産駒が好成績の種牡馬をピックアップしておいきます。
既にご紹介の種牡馬が3頭並びましたが…
ロードカナロア産駒、ルーラーシップ産駒、ドゥラメンテ産駒については馬場が渋った時に成績が上昇しますので覚えておきましょう!
まとめ
以上、中山芝1600mの血統傾向分析でした。
個人的にはリオンディーズ産駒の爆発力にびっくりしました。
今後産駒の出走回数が増えていく種牡馬なので、注視してデータを見ていこうと思います。
レースの行われる回数の多いコースですので、定期的にデータを抽出してみて面白いデータがとれたらまた随時紹介していきます!
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