今日から使える簡単血統データ!血統データ備忘録!
今回は中山ダート1200mの血統傾向分析をお届けします。
中山ダート1200mを得意としている種牡馬、またその産駒が高い好走率をマークする条件を『買い時ポイント』としてご紹介していきます。
中山競馬場開催の中でもレース施行数の多いコースとなりますので、ぜひこの機会に中山ダート1200mの種牡馬データを勉強して予想に役立ててください!
※今回ご紹介のデータは全て2018年以降〜2023年1月21日開催までの集積データとなります。
まずは中山ダート1200mの産駒勝利数順に並べた種牡馬ランキングです。
※データ抽出期間:2018~2023.1.21
産駒勝利数ではヘニーヒューズ産駒が圧倒。勝率14.7%は恐ろしい成績ですね。
好走率、回収率も優秀です。
他ではアジアエクスプレス産駒の高い好走率が目につきます。
通常のこのシリーズでは『勝率10%以上、連対率25%以上、複勝率30%以上』の種牡馬を好成績注目種牡馬としてピックアップしていますが…
該当するのは産駒勝利数順ランキングBEST10ではアジアエクスプレス産駒のみ。
と言うことは、条件を絞って分析する必要がありそうですし、ランク外の種牡馬にもチャンスがありそうなコースと言えそうです。
続いては先ほどのランキングには漏れたものの中山ダート1200mで産駒が好成績を叩き出している種牡馬をピックアップしてみました。
リオンディーズ産駒はご覧の通り驚異的な好走率と回収率をマーク。
出走数自体もかなり出揃ってきている中でこの数字をキープしていると言うことは、よほど中山ダート1200mが合っていると思われますので、今後も要注意が必要です。
シャンハイボビー産駒についてはまだまだサンプル数が少ないのでなんとも言えない状況ですが、現状では好成績をマーク。
要経過観察ではあるものの、今後要注目データとしてご紹介しておきます。
それではここからは、各種牡馬のデータを深掘りし、産駒が高い好走率をマークする条件『買い時ポイント』をご紹介していきます。
まずはアジアエクスプレス産駒について見ていきます。
中山ダート1200mにおけるアジアエクスプレス産駒の性別ごとの成績比較です。
牡馬/セン馬は好成績ですが、牝馬は成績が低調ですね。
牡馬/セン馬に限定して買えばベタ買いでも儲かる回収率ですし、何より45.2%の確率で3着以内に入るという脅威的なデータです。
性別ごとで成績に偏りがあるのでしっかりと覚えておきましょう!
続いてはドレフォン産駒について深掘りしていきます。
中山ダート1200mにおけるドレフォン産駒の枠順別の成績です。
内めの枠(1~5枠)の時は全く走らないデータですね。
逆に6~8枠出走時に限定すると上記のように優秀な成績をマーク。
砂を被らない外枠の方が成績が良い点はいかにもストームキャット系種牡馬、といったところでしょうか。
ドレフォン産駒については枠順別で成績が大きく偏るので要注意です!
続いてはモーリス産駒について深掘りしていきます。
中山ダート1200mにおけるモーリス産駒の馬場状態別の成績です。
良馬場の際は(単勝回収率は爆発していますが…)好走率を見ると全く買えないデータですね。
ただ良馬場以外(稍重〜不良馬場)に限定すると上記のように優秀な成績をマークしています。勝率23.8%、複勝率42.9%は恐ろしいまでの好走率ですね。
モーリス産駒は馬場状態別で成績が大きく偏ります。稍重〜不良馬場では恐ろしく高い好走率をマークするのでぜひ覚えておきましょう!
最後はシャンハイボビー産駒について。
まだまだサンプル数の少ない状況なので、要経過観察の今後注目データとして参考までにご紹介します。
現状では『距離短縮』『脚抜きの良い馬場』で好成績。
この傾向は中山ダート1200m以外のダートコースでも見られる傾向なので、個人的にはこの傾向は続くと考えています。
もちろんまだまだサンプル数の少ないデータなので信憑性は微妙ですが…ぜひ今後注目して見ていければと思いますし、積極的に狙いたい種牡馬だと思っています。
以上、中山ダート1200mの血統傾向分析でした。
中山競馬場の重要コースですし、今後も定期的にデータを抽出してみて面白いデータが取れたらご紹介できればと思います。
この記事を読んでいただいた全ての皆様の予想の参考になることを祈ります。
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