血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

種牡馬データフォーカス #1シルバーステート産駒徹底分析2023年最新版!~今日から使える簡単血統データ~

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今日から使える簡単血統データ!血統データ備忘録!

今回は久々の種牡馬データ分析となりますが…題名を『種牡馬データフォーカス』と変えて心機一転再スタートを切りたいと思います。

 

かつては種牡馬データのご紹介をメインコンテンツとしていた当アカウントですが…

知らず知らずのうちに各コースの血統傾向を分析する『コースデータ分析』の頻度が多くなり、最近ではラップ分析による予想ばかりお届けしている現状です。

「血統」の話を全くしなくなったと言われていますが…もう一度軌道修正していきたいと思います。

 

最近、YouTubeを長くご視聴いただいている視聴者様から『昔のように種牡馬データの動画を多く出してほしい』とのご意見を複数頂戴しておりますので、再度力を入れてお届けしていきます。

 

記念すべき再スタート第一回目は【シルバーステート】です!

昨年は産駒のウォーターナビレラが牝馬クラシック戦線を賑わせましたし、ここ最近でも産駒のエエヤンがG2ニュージーランドトロフィーを勝利。またG3アーリントンCでも産駒のセッションが2着と産駒が大活躍の傾向にあります。

 

2021年に産駒がデビューしたばかりですので、もちろんまだまだデータサンプル数の少ない状況ですが…

現状でのシルバーステート産駒の傾向と対策をしっかり分析して予想に役立てたいと思います!

役に立ちそうなデータのみに絞ってお届けしますので、ぜひ最後までお付き合いください!

 

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※今回ご紹介のでデータはすべて2023年4月30日の競馬開催分までの集積データとなります。

 

まずはシルバーステート産駒の芝とダートの成績比較です。

芝レースの方が明らかに好成績ですし、現状では芝の方が出走数自体も圧倒的に多い状況ですので今回の記事では芝レースのデータに絞ってお届けしていきます。

 

 

続いてはシルバーステート産駒の距離別の成績です。

産駒の距離適性はどのあたりにあるのでしょうか?

1600m以下よりも1800m以上の方が圧倒的に好成績ですね。

どちらかと言えばスピードよりもスタミナタイプの産駒が多い印象でしょうか。

 

 

続いてはコーナー回数別の成績を見てみます。

距離が長い方が好成績なので当たり前のデータではありますが…

コーナー回数が2回のワンターンコースよりもコーナーが3回~4回のコースの方が好成績です。

ワンターンのコースよりもコースをぐるっとまわるO型コースや小回りコースの適性が高いようです。

このあたりはシルバーステート自身がディープインパクト産駒ながら母方に持っているロベルトの血が大きく影響していそうですね。

 

 

続いては上がりタイム別の成績を見てみます。

これも前述のデータに繋がってくるデータにはなりますが…

上がり3Fのタイムが34秒台に突入する上がりの速いレースよりも、上がり3Fのタイムが35秒台以降になるあがりのかかるレースで好成績の傾向です。

こちらもディープインパクトというよりロベルトっぽい傾向です。

 

 

またまたこちらもロベルトっぽい傾向ですが…

枠順別の成績を見てみます。

真ん中より外の枠(5枠~8枠)の時よりも、真ん中より内の枠(1枠~4枠)の時の方が明らかに好成績です。

小回りコースの内枠で揉まれることを嫌がらない、気持ちの強さが表れているデータかと思います。このあたりもロベルトっぽい印象です。

 

 

 

 

 

 

続いては前走から距離短縮でに出走の場合距離延長での出走の際の成績の比較です。

スタミナタイプの産駒が多いシルバーステート産駒ですが…このデータはちょっと予想外です。

(牡馬/セン馬に限ったデータですが)距離短縮時の方が圧倒的に好成績ですね。芝レースで距離短縮時の複勝率は驚異の41.4%を記録しています!

実はこれもロベルトっぽさと言えばそんな感じで…

ロベルト系種牡馬の産駒は『スタミナ』が持ち味なのは間違いないですが、ラップに緩急のあるレースよりも一定のラップを淡々と刻み続ける緩急の小さいレースラップを好む傾向があります。

一般的には距離短縮した方がラップの緩急は小さくなることが多いので、『距離』というよりも『ラップ』が影響した数値かと思います。

いずれにせよ牡馬またはセン馬のシルバーステート産駒が距離短縮で出走してきた際には要注意ですね。

 

 

では実際にシルバーステート産駒が好成績を上げているコースを見ていきましょう。

シルバーステート産駒が現時点(2023年4月30日時点で)3勝以上しているコースの一覧です。

どのコースも素晴らしい好走率・回収率をマークしていますね…

中山芝1600mは勝率が20%超え、複勝率は40%を超えています単勝回収率、複勝回収率ともに100%を超えています。

この中でも福島芝1800mは勝率30.8%、連対率53.8%と目を疑うほどの好成績ですので、今後要注目のコースですね。

 

 

では参考までにその福島芝1800mと前述の好走データを一つ掛け合わせてみます。

福島芝1800mに距離短縮で出走した際の成績を出してみました。

まだ4回しか出走数の無い状況ですが…

『福島芝1800m』と『距離短縮』の2つの好走データが同時実現すると勝率75%、連対率100%を現状ではマークしています。

シルバーステートは傾向と対策を把握して予想することで、産駒の狙い目がかなりはっきりしそうな種牡馬ですね!

 

 

 

 

以上、種牡馬データフォーカス#1シルバーステート産駒徹底分析でした!

産駒の成績にかなりはっきりとした傾向が出る種牡馬ですね。ぜひ予想に役立てていただければ幸いです。

 

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