血統データ備忘録

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【秋華賞2023】リバティアイランドに死角はあるのか…?ラップ分析で浮上する注目馬!出走馬確定前事前分析!

 

 

今日から使える簡単血統データ【血統データ備忘録】

今回は血統から外れた内容になってしまいますが…秋華賞2023のラップ分析による出走馬確定前事前考察を行なっていきます。

秋華賞の過去のラップ傾向(京都開催分)と出走予定各馬の好走ラップパターンを比較分析し、秋華賞で問われる資質をしっかりと持っている馬を探し出したいと思います。

桜花賞オークスを圧巻の内容で勝利したリバティアイランドに死角はあるのか?

3年ぶりの京都開催となる秋華賞に高い適性を持つ馬はいるのか?

ラップ分析でしっかりと掘り下げていきますので最後までお付き合いください!

 

 

 

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コース形態から見るラップ傾向

なんと言っても最大の特徴は向正面後半から3コーナーにかけての「山」のような起伏。

約3mを一気に駆け上がり、3コーナーを曲がりながら一気に下るコース形態です。

この「山」以外はほぼ平坦。スピードに乗りやすいので比較的速いラップで流れて、登りで一旦ラップが緩むものの、下り坂から強制ロングスパートとなる傾向。

一般的には溜めてキレる脚よりも、下り坂から持続的な脚を使ってゴールまでしっかり駆け抜けられる資質が問われるコースと言えそう。

 

 

秋華賞ラップ傾向

では実際の過去の京都開催の近5年(2016年~2020年)のラップを見てみます。

馬場状態も差がありますし、ラップ推移も全くバラバラのように見えますね…ただ大きく分ければ2パターンに分けられそう。

①前半緩めに流れてのロングスパート合戦。

②前半または中盤に負荷がかかる消耗戦。

どちらにせよ溜めてキレる脚は問われにくく、持続的なスパート力を持っているかどうかが最大の焦点となりそう。

持続的なスパート力に加えて前半速い流れでの実績や中盤に負荷がかかった底力勝負の流れでの実績があると心強い、といったイメージで予想を進めたい。

 

 

ラップ分析の方針

これと言った逃げ馬がいない出走予定馬のメンバー構成ですね…

強烈な先行力で連勝してローズSに挑んだものの、落鉄の影響もありローズSでは控える競馬になったコンクシェルが抽選対象。

ちょっとペースが現状では読みづらいですね。

コンクシェルの出走が叶えば傾向通り前半〜中盤もやや速めに流れる一貫気味のラップも考えられそう。

ただコンクシェルが抽選漏れとなれば、前半緩めに入ってのロンスパ戦が有力ですが…

ただ世代限定の小回りコースで行われる牝馬限定G1、リバティアイランドの存在もありますし、例年の傾向からも速めの逃げの一手を選択する馬が現れる可能性も考えておいた方が良さそう。戦前半緩めの流れと決めつけてしまうのは若干危険か…?

それならば前述の通り、持続的なスパート力を証明済であることを前提に、前半速い流れでの実績や中盤に負荷がかかった底力勝負の流れでの実績があると心強い、といったイメージで注目馬をピックアップしていきます。

 

 

気になる過去データ

近年では前走ローズステークス組の成績が低迷。逆に前走紫苑ステークス組の台頭が目立ちます。

紫苑ステークスが重賞に格上げされた2016年以降とそれ以前で傾向がはっきりと分かれているので、外回り1800mのローズステークスよりも内回り2000mの紫苑ステークスの方が秋華賞と似た適性が求められやすく、実力のある馬が敢えて前哨戦として紫苑ステークスを選択するケースが多くなったように思います。

また外厩制度の充実により『休み明け』の概念も近年でかなり変わりましたね。『休み明け』というよりも『直行』という考え方で、しっかりと仕上げての出走が可能となったことで前走オークス組の成績も近年では跳ね上がっています。

この辺りのデータも頭に入れながら注目馬をピックアップしていきます!

 

 

秋華賞2023注目馬No.1

秋華賞注目馬No.1はリバティアイランド。結論から言えば死角はなさそう。

もちろん大箱コースの方が実力を発揮しやすいタイプで、今回の京都競馬場開催の秋華賞のようなトリッキーな小回りコースでは紛れがある可能性は否定できませんが…

ラップ適性的にはロンスパ戦でも小回りG1特有の激流になっても戸惑うことはなさそう。

前半緩めに入って5F目以降で1F12.0を継続的に刻み続けたオークスを前受けして圧勝なら、ロングスパート能力には疑う余地はありません。

また前半3F33.7の激流マイル戦、阪神JFでも中団で受けて突き放して圧勝しているので、前半から速い流れや中盤ラップの締まる底力の問われる流れでもその決め手が鈍ることはなさそう。

総合的に見て三冠馬となる可能性が高そうです。

 

 

秋華賞注目馬No.2

秋華賞注目馬No.2はヒップホップソウルを挙げさせていただきます。

後半特化型の超ロングスパート戦となったオークスで後方から上位の上がりを使って②着ハーパーと0.3秒差の⑥着ならこの世代トップクラスのロングスパート能力を持っている計算。

ただこのロンスパ能力だけでは心許ないのは前述の分析の通りですが…

紫苑Sが圧巻の内容。馬場を考えれば前半から速いラップを刻み中盤ラップも緩まなかった消耗戦を前受けして②着は強い内容。後方待機馬が①③着の厳しい流れで小回りコースでの激流耐性を示しました。

この2戦の合わせ技で前半緩い流れであれば前目のポジションから持続力を発揮できそうですし、前半速い流れであれば中団で受けてロングスパートを使えそうと判断。

内回りの京都芝2000mに非常に適性の高い馬と言えそうです。

 

 

まとめ

結論的にはリバティアイランドに死角は無さそうです。

穴党の方はトリッキーな小回りコースで紛れが起こることを祈るしかない感じです。

今回人気薄想定の馬からヒップホップソウルをピックアップしました。能力的にどうか微妙ですが、小回り適性は高そうで本番でのラップパターン問わず秋華賞の傾向に合致しそうなタイプと判断しました。

 

また、コンクシェルの出走可否が展開の鍵を握りそうですし、枠順や馬場状態も加味して展開の想定を行いたいところです。

血統・枠順・最終追い切りなどのファクターを考慮した最終予想はレース前日夜にouTubeメンバーシップ限定での配信となる予定です。

 

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