今日から使える簡単血統データ
血統データ備忘録のお時間です!
今回は東京ダート2100mのコース分析です。
東京ダート2100と言えばかつてはジャパンカップダートが行われていたコースでもあります。
ウイングアロー、クロフネといった名馬たちが凌ぎを削ったのはもう20年以上前か…
ダートでは長距離に分類される距離と、長い直線でのたたき合いで、かなり好きなコースなのですが…今では重賞レースは施行されていませんね。
特殊条件のように扱われるコースですが、はっきりとした血統傾向が出ましたのでご紹介させていただければと思います。
あくまで簡易的なデータですが、コースの傾向について全く知らないよりは的中に近づけるはず。
狙い目となる種牡馬は?
狙い目種牡馬の買い時は?
簡易的なデータですが、覚えておけば馬券の役に立つはずです!
※尚、今回ご紹介のデータは全て2016年~2021年4月末までのデータとなっています。
予めご了承ください。
まずは種牡馬別勝利数ランキングです。
分かりやすく成績が良いのはクロフネ産駒ですね。好走率も高く回収率も高めです。
キングカメハメハ産駒は勝利数が多いですが、出走回数自体が多く、好走率自体はそれほど良くありません。
ロージズインメイ産駒は東京ダート2100mにおける好走率が抜群に良く、単勝回収率も100%を超えているので狙い目となりそうです。
ハーツクライ産駒は稀に穴を出すデータですかね。長距離+長い直線が向く産駒がいるイメージですね。
ネオユニヴァース産駒は回収率はあまり良くないものの、好走率は抜群。実力上位なら東京ダート2100メートルはきっちりと実力を発揮できる舞台設定ということでしょうか。
アイルハヴアナザー産駒は好走率はそこそこですが、回収率が異様に高いですね。東京ダート2100メートルにおいて人気薄を狙うには適した種牡馬かもしれません。
では種牡馬ランキングで気になった種牡馬の好走データを掘り下げていきます。
各種牡馬、馬場状態別でデータ抽出をしたところ、かなりはっきりとした個性が出ました。
クロフネ産駒は湿ったダートでこそ狙い目ですね。
良馬場でも安定して走りますが、重の時の好走率・不良の時の回収率がエグイです!
クロフネ産駒は東京ダート2100mでは、湿ったダートではかなり信頼できますし、人気薄の好走も期待できるのではないでしょうか。
続きましてはロージズインメイ産駒の東京ダート2100mにおける馬場状態別のデータです。
こちらはクロフネ産駒とは反対に良馬場の時に良績が集まっています。
重の時の好走率自体は良いデータですので、それほど気にすることは無いかもしれませんが…ロージズインメイ産駒が東京ダート2100mにおいてより人気薄が走りやすいのは良馬場の時のようですね。
続いてはアイルハヴアナザー産駒の東京ダート2100mにおける馬場状態別のデータです。
こちらはクロフネ産駒同様、湿ったダートでの好走が多いようです。
良馬場の時の悲惨な成績が目につきます。ここまで分かりやすいデータもなかなかないと思いますのでしっかり覚えておきましょう!
東京ダート2100mのアイルハヴアナザー産駒は湿ったダートの時のみ買い!
最後におまけデータをひとつ。
ランキング外の種牡馬で成績が良い種牡馬を見つけたので掲載しておきます。
シニスターミニスター産駒、キズナ産駒は東京ダート2100mを得意としているデータになっています。
特にキズナ産駒は、まだ出走数が少ないものの、驚異的な複勝率をマークしています。
好走率・回収率も高く、東京ダート2100メートルでキズナ産駒を見つけた際には注意した方が良いかもしれませんね!
キズナ産駒の狙い時についてもう少し。
当てはまる出走ケースはそれほどお目にかかることもありませんが…東京ダート2100mへ前走から距離短縮で臨んできたときの複勝率はなんと100%です!
回収率もかなり高いので確実に買いましょう!
本データにあてはまるケースは少ないとは思いますが…
以上、 「今日から使える簡単血統データ」
血統データ備忘録、東京ダート2100mコース分析でした!
現時点では勝手なイメージですが、2021年に産駒がデビューする新種牡馬の中でキタサンブラック産駒なんかは東京ダート2100mに合いそうだな~と思っています。
産駒のデビューを楽しみにしましょう!
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