全国の競馬ファンの皆さん、お疲れさまです!
今日から使える簡単血統データ、血統データ備忘録のお時間です!
今回はまだまだデータが揃い切っていない種牡馬データ分析です。歴史の浅い種牡馬ですが…マクフィ産駒の分析をしていきたいと思います。
マクフィ産駒については、以前に一度特集をしていますが…その時点よりすこしずつデータも貯まってきているので、ここらでもう一度産駒の傾向と特徴をデータ抽出して分析しておこう!という企画となっています。
まだまだデータが少なく、推測の域を出ない部分が多いですが…
その分、早めに傾向を把握して仮説を立てたうえで馬券を買うことでオイシイ馬券に近づくはず。そう信じて取り組んだ分析記事です!
現時点での産駒の特徴と傾向を抽出しましたのでご紹介します。
最後までぜひよろしくお願いします!
※本記事はデータ抽出した表を貼っておくに留めてあります。あくまでYOUTUBEでの解説動画の台本代わりとしての記事ですので、詳細はぜひ動画解説をご視聴ください!
※尚、本記事でご紹介のデータは全て2021年8月15日開催分までの集積データとなっています。予めご了承下さい。
シーキングザゴールド系×ダンチヒ系というスピードに優れた血統背景は産駒の特徴を分析する上でヒントになりそう。
マクフィご本人は欧州でマイルG1を2勝。
産駒がオーストラリアンオークス(芝2400m)を勝利しており、距離の融通は利く可能性有。
マクフィ産駒2勝以上のコースです。
勝利数ではダートの方が圧倒的に多いですね。
芝にも一部成績の良いコースがあります。
1勝コースでの好成績注目コースです。
新潟芝1000mではアイビスサマーダッシュで産駒重賞初勝利を飾りました。
函館芝1200mでの好走率も抜群です。
芝1000m好走馬の母父です。
クロフネ、ヨハネスブルグと短距離・ダートで実績のある種牡馬。
母父にデインヒルを持ってくることでダンチヒのクロスが発生。欧州のスピードを強調することで直線競馬に適応?
同様に芝1200mでの好走馬の母父。
1200mになると急に主流血統。
芝1000mとは好走馬の血統傾向が全く違うようですね。
マクフィ産駒馬場状態別成績(芝・ダート)
ダートでは馬場状態別でそれほど成績に差は出ません。
一方芝では良馬場の時に比べ稍重になると爆発的に好走率が上がります。
重~不良の際はデータがまだ少ないですが、芝では時計がかかった方がより好走率も期待値も上がりそうですね。
全体的には芝よりダートの方が狙い目となりそうなマクフィ産駒ですが…
ダート替わりで勝利したマクフィ産駒の母父を抽出してみました。
スタミナ系・パワー系のサンデーサイレンス系種牡馬、ダート中距離で実績のあるシンボリクリスエスと並びます。
ディープインパクトやハーツクライといったクラシック血統ではなく、どちらかといえば反主流のサンデーサイレンス系種牡馬やダート中距離で実績のある種牡馬が母父の場合、ダート替わりが利きそうです。
性別での芝・ダ別の成績データです。
牡馬はダート、牝馬は芝の方で勝率が高いですね。
性別である程度パワー型なのかスピ―ド型なのか判断ができそうです。
※新潟芝1000mで馬券になったマクフィ産駒は現時点(~8/15)では全て牝馬です。
もちろんまだまだ経過観察が必要な種牡馬ですので、現時点でのデータをもって色々と断言するのは危険ですが…
上記のような傾向が覗えます。
芝はマイル以下、ダートではある程度距離に融通が利くようで、今後はローカルの1700mで要注意だと思います。
データが揃ってきたら同じローカルダートでもコース別で成績を抽出してみたいと思っています。
現状ではこんな感じですかね。
面白い傾向がどんどん出てきそうな種牡馬ですので、今後も産駒の成績については定期的にデータ抽出してみて、また面白いデータが取れたらご紹介します!
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