全国の競馬ファンの皆さん、お疲れ様です。
今日から使える簡単血統データ、血統データ備忘録のお時間です！
今回はダート新馬戦血統傾向分析～中距離偏～をお届けします！
～短距離偏～は過去の記事をご確認ください。
今回の中距離偏ではダート1700m～1800mの新馬戦に絞ったデータをご紹介します。
※尚、本記事でご紹介のデータは全て2016年以降～2021年10月31日開催分までの集積データとなります。
まずはダート新馬戦（1700m~1800m）の産駒勝利数順の種牡馬ランキングです。
ゴールドアリュール、クロフネの成績の良さが目立ちますが…この２頭は既に産駒が少なくなってきていますので今回の考察ではパスします。
好走率・回収率ともに優秀なのはヘニーヒューズ産駒ですね！
その他目につくのはパイロ産駒の好走率、エスポワールシチー産駒の回収率の高さでしょうか。
このあたりの種牡馬の産駒を中距離のダート新馬戦で見つけたら要注意でしょう！
では中距離ダートの新馬戦で好走傾向のあるヘニーヒューズ産駒のデータを掘り下げます。
ダート中距離新馬戦におけるヘニーヒューズ産駒の距離別の成績です。
1800mの成績が悪いわけではありません（むしろ優秀）が…1700m出走の際のえげつない好走率に驚かされますね！
ローカルダートの1700mでの新馬戦でヘニーヒューズ産駒を見つけたら、とりあえず買い目に入れておいた方が良さそうです！
続いては、こちらも中距離ダート新馬戦において高い好走率を誇っているパイロ産駒に関するデータです。
ダート中距離の新馬戦におけるパイロ産駒の馬場状態別の成績です。
不良馬場の際はまだ好走がありませんが…良馬場の時に比べて、稍重・重馬場の際に成績が向上しています。
その他の種牡馬で面白いデータを見つけたのでご紹介します。
エスポワールシチー産駒、キズナ産駒、ホッコータルマエ産駒のダート中距離の新馬戦における性別毎の成績です。
エスポワールシチー産駒は牝馬の方に良績が集まっており、キズナ産駒とホッコータルマエ産駒はダート中距離の新馬戦では牝馬の成績が全く奮いません。
ぜひこのデータは覚えておきましょう！
また、中距離ダートの新馬戦で低成績となっている意外な種牡馬をご紹介します。
シニスターミニスター産駒、アイルハヴアナザー産駒は中距離ダートの新馬戦でまったく奮いません。
両馬共に産駒がダートで活躍する傾向があるので意外なデータですね…
これはしっかりと覚えておいて新馬戦の予想に反映させると点数削減に貢献できそうなデータですね。
最後におまけで「新馬戦」では成績が奮わないものの、「未勝利戦」では産駒が好成績となっている種牡馬をご紹介します！
オルフェーヴル産駒は「新馬戦」では目立った成績ではありませんでしたが…
未勝利戦になると成績が急上昇します！
新馬戦で負けたオルフェーヴル産駒を未勝利戦で見直す作戦は有効かもしれません。穴を狙う上でも使えるデータですね！
まとめ
以上、ダート新馬戦（1700m~1800m）における血統傾向分析でした！
今回ご紹介のデータで一番使えそうなのが「オルフェーヴル産駒、未勝利戦で成績爆上げ」というあくまで未勝利戦でのデータというのが何とも微妙なところですが…
予想の役に立ちそうなデータは出せたかと思います！
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