血統データ備忘録

今日から使えるかんたん血統データ!お気軽にのぞいて下さい!

1/30(土)大穴探索隊!

f:id:reform-k:20210129220426p:plain

1/30(土)の大穴探索隊です!

中山⇒東京のコース替わり

中京芝も今週からBコースとなるため、

まずは馬場の把握に努めたいところですが…

現時点で面白そうな馬をピックアップしておきますのでヒモ候補の参考にどうぞ!

 

 

↓↓↓↓最近読んだ競馬の本で衝撃を受けた2冊のリンクを貼っておきます。ぜひ読んでみてください!↓↓↓↓↓

 

 

 

東京1R

☆グリーンシュート(現在10番人気)

キズナ×シーキングザゴールドの血統で今回のダート替わりが合いそう。半姉2頭もダート勝利馬。

ただデビューして2戦が芝とは言え全く走っていないので、あくまで遊びで買ってみます。

 

ホープケツァール、フクノルッカは人気ですが、マクフィ産駒のダート戦距離延長。ここは安定して走ってくるはずですので、馬券はこちらから。

マクフィ産駒分析はコチラ↓

マクフィ徹底解剖! - 血統データ備忘録

 

東京3R

☆モーリスシチー(現在4番人気)

モーリス産駒はダートでは延長が利きますが、前走の中山1800mより今回の東京マイルの方が向くはずで、しかも今回の湿った馬場も合うはず。

正直あまりおいしいオッズではないですが・・・人気上位馬より上にとって妙味を追いたい馬です!

※モーリス産駒分析はこちら↓

モーリス徹底解剖! - 血統データ備忘録

 

東京9R

☆ホウオウスクラム(現在11番人気)

前走はアイルハヴアナザー産駒が短距離出走時に苦手としている距離短縮でノーカウント。前走と同距で臨む今回は、東京替わり+湿った馬場で前進可能。2走前の再現を期待!

アイルハヴアナザー産駒分析はコチラ↓

アイルハヴアナザー徹底解剖!~ダート編~ - 血統データ備忘録

 

東京10R

アスカロン(現在8番人気)

大物の予感を感じさせたデビュー戦以降は2戦続けて大敗。前走は距離が長かった印象。1400mへの距離短縮で、馬場が乾き途中の内伸びであれば一発を期待したい。

推奨馬の挙げますが、あくまで馬場次第です。

 

東京11R

☆リンディーホップ(現在10番人気)

前走はハイペースを好位で追走しスタミナ切れ。ペースが遅くなりそうな今回、ドナアトラエンテに快勝した2走前の再現を期待。

 

中京3R

☆レイワプリンセス(現在2番人気)

なぜ2番人気…人気になる戦績ではないはずなので、明日にはオッズが落ちていることを期待します。

母父ノーザンダンサードゥラメンテ産駒のダート替わりはドル箱状態。兄弟の勝鞍は全てダート短距離で、この条件替わりは狙い目のはず!

あとは当日のオッズ次第ですね…

 

小倉11R

☆イサチルンルン(現在16番人気)

2走前、3走前は今回同様小倉1200mで上り最速を記録。前走は長期休み明け。一度叩いて本調子なら末脚に期待したい。あとは差しが決まる馬場・展開になることを祈って積極的に買いたいオッズです!

 

 

明日の人気薄推奨馬は以上です!

一頭でも多くの推奨馬が馬券に絡んでくれることを願います!

 

 

 

 

種牡馬データ分析No.7 オルフェーヴル徹底解剖~芝編~ 産駒の得意条件を徹底分析


f:id:reform-k:20210127230743j:image

今回の種牡馬データ分析はオルフェーヴル産駒を徹底的に分析していきます!

芝もダートもこなしますし、距離も幅広く対応する「万能種牡馬」のイメージでしたが、調べていくと現役時代のイメージの通り、クセの強い種牡馬でした!

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

現役時代

 何と言っても3冠馬です!気性難で他の3冠馬と比べてそれほど3冠達成が期待されていたわけでもない馬でしたが…東京開催となった皐月賞を快勝。不良馬場となったダービーも圧勝。菊花賞も危なげなく制覇し3冠達成。

その後は阪神大賞典での逸走が印象深いですが、凱旋門賞で2度2着となるなど、世界を股にかけて活躍。引退レースでの有馬記念は8馬身差の圧勝。

珍エピソードも多い馬ですが…日本競馬のレジェンドホースと言っても差し支えない一頭だと思います。

 

 

 

 

産駒データ

尚、オルフェーヴル産駒は以下のように、芝ダート兼用の種牡馬です。

f:id:reform-k:20210127214939p:plain

芝・ダートそれぞれでしっかりと傾向を分析するために、分析記事を2回に分けてお届けします。

今回は芝に絞ってお届けします!

 

※今回ご紹介するデータは2021年1月24日現在の数字となっています。予めご了承ください。

 

まずはオルフェーヴル産駒の得意な距離やコースを見ていきましょう!

f:id:reform-k:20210127215136p:plain

単勝回収率順に並べてみました。

距離がバラバラですね…

かなり広い範囲の距離適性を持つ種牡馬と言えますね。

 

その中でも気になるコースは赤字にしています。

まず中山3600mは全てステイヤーズSでの成績ですが、3戦1勝、2着1回、5着1回となっています。これはかなり良い成績ですね。ステイヤーズSでは今後もオルフェーヴル産駒に要注意でしょう!

 

また、中京1400mでに成績が圧倒的です!

勝率45.5%で単勝回収率434円は恐ろしい数字ですね!中京1400mではオルフェーヴル産駒は全部買うくらいのイメージで良いと思います!

 

得意コース・距離には一貫性がないように見えますが…しいて言えば「コーナー

がキツい」コースが多いような気がします。

オルフェーヴル自身もコーナリングに定評にある馬でしたが、産駒にもその影響が濃くでるイメージでしょうか。

 

 

 

 

次に馬場状態別の成績です。

f:id:reform-k:20210127220034p:plain

良馬場~不良馬場で成績にそれほど差がありません。

馬場が重くなってもパフォーマンスが落ちないということですね。重馬場でパフォーマンスを落とす種牡馬もいますので、相対的に見て馬場が重くなると狙い目ということで良いでしょう。実際回収率も上がっています。

 

 

ではオルフェーヴル産駒の狙い目について深堀していきます。

 

どんな距離でも、どんな馬場でも対応する種牡馬ですが、最初に見てもらった通り、コース別で成績に偏りが出そうです。

 

得意なコースと不得意なコースでの出し入れで馬券の期待値が上がるタイプの種牡馬ですね。

 

特に中京1400mでの成績が良かったので、1400mでのコース別の成績を見ていきましょう。

f:id:reform-k:20210127220244p:plain

中京・阪神は成績が良いですが、それ以外のコースは全くダメな感じですね。

坂があってタフなコースの方が良いイメーじですね。

「1400だから買い」ではなくて、しっかりとコース別で死取捨する必要がありそうです。

 

 

 

 

また、長距離でもよい成績が目立ちましたので、2200m以上のコース別でデータを出してみました。

f:id:reform-k:20210127220654p:plain

芝2200m以上のコースで単勝回収率順にベスト10を並べています。

こう見ると若干「クセの強さ」がニオイますね。

根幹距離の2400mよりも非根幹距離の方が良さそうですね。

 

東京2500mでは 3戦1勝で勝率などの数字が良くなってはいますが…

基本的にはコーナーがキツイコースの方がやっぱり良さそう。

 

 

 

まとめ

オルフェーヴル産駒は基本的には「万能」ですが、その「万能」性ゆえに、他種牡馬産駒が苦手とする条件(非根幹距離・重馬場・小回り)で相対的に評価を上げられるようなイメージだと思います。

特に中京1400mでは恐ろしく好走率が高かったですね!2021年は京都競馬場改修の影響で中京開催が多いので、馬券に直結するデータとして覚えておきましょう!

 

次回はオルフェーヴル産駒のダートでの傾向について分析していきます!

 

YOUTUBEで本記事を動画解説しています!

まだまだ開設したばかりのチャンネルですが、ぜひチャンネル登録をお願いいたします!

 

youtu.be

根岸S考察~出走馬確定前の予習~

f:id:reform-k:20210125231702p:plain

2021年根岸Sの出走馬確定前ですが、予習をしておきましょう!

だいたいの傾向をあらかじめ掴んでおけば、調教や枠順からの考察も精度が増すはず!

しっかり予習したうえで週末に備えましょう。

 

まずは過去6年分のラップタイムです。

f:id:reform-k:20210125231840p:plain

良馬場であれば、それほどラップタイムにバラツキはありません。

その割には1~3着馬の位置取りがバラバラ。

走行ラップと位置取りがそれほどリンクしないレースなのかもしれません。

 

ラップ以外の視点から傾向を探っていく必要がありそうです・・・

 

好走馬の共通点で言えば

①速い上りを繰り出せるタイプの馬が多い。

②芝っぽい血統の馬が多い。

 

①に関しては直線の長い東京コースですので、ペースや位置取りに関係なく速い上りが求められる為だと思います。

 

②に関しては、速い上りが求められる以上、芝の要素(軽い質のスピード能力)が必要だということでしょう。

 

少し狙いどころが分かってきましたね!

完全なダート馬!というタイプではなく、芝でも走れそうな血統を持つ馬や、

溜めて末脚を爆発させることができたり、上り最速を近走で記録している馬が狙い目なようです。

 

 

ペースがあまり関係ないとはいえ、今年の根岸ステークスの展開を少しだけ考えておきましょう。

f:id:reform-k:20210125232420p:plain

登録馬の中で前走逃げている馬は2頭。

スパーダの前走の逃げは前半3Fが35.7秒とかなりスローペース。

メイショウテンスイは前走こそ平均ペースで逃げているものの、確実に逃げたいタイプではない。

他にもそれほど速い先行馬は見当たらず、例年よりかなりスローペースで流れそうです。

 

想定されるペースに本レースの傾向も考慮して考えると・・・

①前で折り合って速い上りが出せる馬

②34秒台に近い上りタイムが出せそうな馬

この2パターンに限定されると思います。

 

 

調教や枠順を見てから本格的に考えますが、現時点で狙いたい馬は以下の2頭。

 

テイエムサウスダン

前走はハイペースの中京ダ1400mを好位で受けて上り最速で快勝。今回も好位で折り合えれば、前走の再現が可能だと思います。人気も手ごろ?

 

☆デザートストーム

過去にこのレースで好走したワイドバッハやカフジテイクなどといった、「芝かよ!」と思わせるような末脚が出せるならこの馬だと思います。父ストーミングホームは芝でも重賞馬を出しています。母もダンチヒ×デピュティ系で芝っぽいニオイも多少?する血統。人気もなさそう!

 

YOUTUBEではもう一頭推奨予定馬を出していますので、ぜひご視聴ください!

 

youtu.be

 

出走確定前の簡単な予習ですが、なんとなくイメージがつかめたはずです!

今週も的中目指して頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

ゴールドシップ徹底解剖!

f:id:reform-k:20210123224605p:plain

今回の種牡馬データ分析はゴールドシップです!

 

 

 

ゴールドシップ産駒の狙いどころを徹底的に分析してやろう!と思ってデータを抽出してみましたが…ほぼイメージ通りの結果でした。

 

ゴールドシップの現役時代のイメージをそのまま産駒に引き継いでいる感じです。

 

ゴールドシップのイメージそのまま」

正直この一言に尽きますが…

 

せっかくデータを抽出してみたので紹介させてください。

 

youtu.be

 

 

 

 

 

現役時代/血統背景

 G1を6勝したレジェンドホースですね!

ただ、そのクセの強さから「スターホース」というよりは「珍馬」というイメージが強いのは私だけでしょうか?

稍重皐月賞、ほとんどの馬が内を空けて走り、直線でも外を回すなか、一頭だけぽっかり空いた最内をすくって後方から差し切った皐月賞は印象的でした。

菊花賞を大まくりで快勝したあと、返す刀で有馬記念も勝利。

古馬になってからは宝塚記念連覇、阪神大賞典3連破など、特定の条件でめっぽう強い一方で、走らないときは全く走らないクセが強い馬になってしまいました。

 

2015年の宝塚記念での出遅れは今でも伝説になっていますね。

 

産駒データ

 ここからが本番です!

ゴールドシップ産駒のデータを抽出して色々と分析してみましたので、実際の数字を見ながら紹介していきます!

 

尚、今回紹介するデータは全て2020年12月末時点のデータとなります。予めご了承ください。

 

ゴールドシップ産駒は芝が主戦場となるため、芝のデータに絞ってご紹介していきます。

 

まずはゴールドシップ産駒の得意距離について。

f:id:reform-k:20210123230322p:plain

やはり2200m以上に良績が集まりますね。父親の影響を強く出す産駒が多いようです。

 

ではコース別で見ていきます。

産駒が2勝以上しているコースです。

f:id:reform-k:20210123230420p:plain

一部のコースで複勝率や回収率が爆発しています。やはりツボにハマると強い産駒が多いようです。

このあたりも父親そっくりですね!

 

次に、ゴールドシップ産駒が得意とする条件を深堀していきます!

f:id:reform-k:20210123230658p:plain

やはり距離延長に強く、距離短縮時はあまり成績が良くないですね。

 

f:id:reform-k:20210123230855p:plain

レースの上り3Fタイム別でデータを抽出してみました。

上り3Fが35.0秒以内の場合、35.1秒以上の場合、36.0秒以上の場合で比較してみると…

上りがかかるごとに数字が良くなっていきます。

やはり父親同様、上りがかかる展開や馬場を好みそうですね!


 

まとめ

ゴールドシップご本人そのままのイメージですね。

 

・上りのかかる馬場や展開で浮上

・距離延長に強い

・芝が主戦場

 

分かりやすい種牡馬ですね。

上りに速いレースで凡走した馬を、上りのかかりそうなレースで狙う。

単純にこれを繰り返すだけで勝てそうな気がします!

さっそく今週からゴールドシップ産駒を探して馬券を買ってみましょう!

 

 

 

カレンブラックヒル徹底解剖!

f:id:reform-k:20210122225314p:plain

 

種牡馬データ分析No.5カレンブラックヒル産駒の徹底解剖です!

未知な部分の多いマイナー種牡馬です。産駒の特徴や狙いどころをしっかり把握して馬券に役立てましょう!

 

youtu.be

 

 

 

 

 

☆現役時代

デビューから無傷の4連勝でNHKマイルCを逃げ切り。古馬になってからも重賞を2勝。スタートが上手い先行馬だったイメージ。

 

 

☆血統背景

ダイワメジャー、母チャールストンハーバー。

チャールストンハーバーは米国馬。母父Grindstoneは種牡馬として日本でもダートのOP馬を輩出したファピアノ系(大系統ミスプロ系)。

ダイワメジャー×ミスプロ系といえばアドマイヤマーズがいる。

 

 

☆産駒データ

ここからが本番です。カレンブラックヒル産駒の狙い所を探っていきましょう!

※尚、今回紹介するデータ数値は全て2020年12月末時点のものとなります。予めご了承ください。

 

f:id:reform-k:20210122230033p:plain

まずは芝が得意なのか?ダートが得意なのか?から入ります。

成績から見るとダートがメインの主戦場となりそうです。

 

ダートでは馬場状態によって成績に偏りはありませんが、芝の場合は時計のかかる馬場が得意なようです。まだまだデータ母数は少ないですが、パワー型種牡馬であることは間違いなさそうです。

 

 

基本的にダートが得意な種牡馬とみて良さそうですが・・・

牝馬のみでデータを抽出すると面白いデータが出ました。

f:id:reform-k:20210122230254p:plain

カレンブラックヒル産駒の牝馬が勝利したコースの一覧です。

なんと芝コースがズラリ!牝馬は芝の1400~1600あたりが良さそうですね。

 

 

f:id:reform-k:20210122230442p:plain

主戦場となっているダートでの距離別成績です。

中距離でも全くダメではありませんが、1300m以下での成績の良さが目立ちますね!

 

 

f:id:reform-k:20210122230703p:plain

短い距離が得意なので当たり前のデータではありますが…

ダート出走時、前走から距離短縮で成績がハネ上がります!

ダート短距離へ距離短縮で出てきた場合、積極的に狙いましょう!

 

 

では逆に、カランブラックヒル産駒がダートで勝利した最長距離の1800mで馬券になった馬の母父を見てみましょう。

f:id:reform-k:20210122230834p:plain

ダート中距離を得意とする種牡馬が並びます。

血統次第ではダートの中距離に対応する馬も今後出てきそうですね。

 

f:id:reform-k:20210122231029p:plain

では最後にダート出走時の枠順別成績です。

外枠の方が成績が良いデータが出ています。砂を被らずに外からスムーズなレ-スができた方が良さそうです。

 

 

 

☆まとめ

カレンブラックヒル産駒はダート短距離が主戦場となるものの、牝馬は芝の1400m~1600mが合いそう。

ダート外枠・距離短縮時が狙い目。

血統次第ではダート中距離にも対応。

 

 

しっかりしたイメージがなかなかできなかった種牡馬でしたが、今回データを見ていったことでざっくりなイメージはつかめたはずです。

比較的分かりやすい種牡馬だと思いますので、カレンブラックヒル産駒を探して馬券を買っても良いかもしれませんね!

 

 

 

AJCC考察~重馬場でパフォーマンスを上げる種牡馬~

f:id:reform-k:20210121131213p:plain

AJCCの考察を行っていきます。

今週末は雨予報です。

中山競馬場は例年より時計がかかる馬場となっており、トラックバイアス的にも外差し有利の傾向。そこに雨が降ることで、より何らかのバイアスが出てくるはずです。

 

そこで、中距離のレースにおいて重馬場でパフォーマンスを上げる種牡馬をデータ抽出してみました。

今週末のAJCC出走予定馬の父が中心の簡単なデータですが見ていきましょう!

 

尚、抽出したデータは2020年年末時点でのもの。

芝1800m以上のデータとなっています。

また、例年より時計のかかる馬場ですので、「稍重」といっても例年の「重」レベルの時計のかかり方をするのでは?という想定も念頭に入れた記事になっています。

 

今回の記事が無駄にならないよう、できるだけ雨が降ってほしいと願っています!

まあ今週晴れたとしても、以後も使えるデータになっていると思うので最後まで読んでいただければ幸いです。

 

youtu.be

 

 

 

 

 

エピファネイア

f:id:reform-k:20210121131604p:plain

エピファネイア産駒、馬場が重くなるにつ入れて成績が悪くなっていきますね…

AJCCで1番人気になりそうなアリストテレスは大丈夫でしょうか?

 

 

 

ドリームジャーニー

f:id:reform-k:20210121131730p:plain

エピファネイアとは違い、馬場が重くなっても大丈夫なデータですね。

稍重~不良で複勝率が40%弱もあります!

ドリームジャーニー産駒のヴェルトライゼンデは実力も上位ですし、馬場も味方しそうですね。

 

 

 

オルフェーヴル

f:id:reform-k:20210121131934p:plain

ドリームジャーニーとは兄弟だけあって傾向も似たような感じです。

重馬場で複勝率が34%台、不良馬場で成績がハネ上がっているので、重い馬場は得意と言って良いでしょう。

 

 

ノヴェリスト

f:id:reform-k:20210121132121p:plain

ノヴェリストは欧州血統ですので、重い馬場には強いと思いきや…重・不良では未生です。

昨年3着のラストドラフトですが、昨年は稍重開催でしたので、稍重程度なら大丈夫でしょうが…馬場が悪くなればなるほど不安ばデータですね。

 

 

 

ゼンノロブロイ

f:id:reform-k:20210121132322p:plain

ゼンノロブロイに関しては不良馬場で一気に数字がハネ上がります。

馬場が悪くなればなるほど期待できそうですね!

 

また、ゼンノロブロイに関しては掘り下げてみたところ面白いデータがでましたので紹介します。

 

f:id:reform-k:20210121132809p:plain

芝1800m以上の不良馬場で馬券になったゼンノロブロイ産駒の母父一覧です。

Highest Honor,トニービンはグレイソヴリン系。

Garde Royaleを含めたフレンチデピュティ以外の3頭はコテコテんも欧州血統。

スタミナ系が母父に入ると重馬場適性がかなり増しそうなイメージですね。

 

 

それでは、AJCCに出走予定のゼンノロブロイ産駒サンアップルトンの血統表を見ていきましょう。

※Target画面より

f:id:reform-k:20210121133050p:plain

母父キングカメハメハ

母母父トニービン

母母母父ノーザンテースト

となっています。

キングカメハメハも重い馬場に強い種牡馬ですし問題なさそうです。またトニービンの血を持っている点も心強いですね!先週までの開催ではキンカメ持ちやノーザンテースト持ちが良い走りをしていたので、今開催の馬場への適性もありそうです。

差しが決まる馬場であればなおさら信頼できそうなタイプでもあります。

 

最終的にサンアップルトンを買う理由を探しただけの記事のようになってしまいましたが・・・

人気も手ごろそうなので楽しみです。

あとは雨がしっかり降ってくれるのを祈ります!

 

 

 

 

 

 

 

モーリス徹底解剖!

f:id:reform-k:20210118090307p:plain

今回はモーリス産駒のデータを徹底解剖していきます!

2020年に産駒がデビューしたばかりですので、まだまだデータ母数は少ないですが・・・

現時点での傾向をおさらいしておくことで、今後のクラシック路線の予想にも役に立つはずです。

 

※本データは2020年12月末の時点で抽出したデータを使用しています

。予めご了承ください。

 

youtu.be

 

 

 

 

☆現役時代

新馬戦をレコード勝ちして「大物」と騒がれましたが、その後低迷。4歳からマイル路線中心で使われ開花。4歳時には安田記念マイルCSとマイル路線では国内に敵なし状態となり、勢いそのままに香港マイルも勝利。

 

5歳時には春に香港のチャンピオンズマイルを圧勝。秋には2000mに照準を定め、札幌記念は2着に敗れたものの、天皇賞秋・香港Cを圧勝。

国内での無敵っぷりもさることながら、香港G1でも3戦3勝とまさに怪物のような走りで圧倒した。

 

日本競馬界のレジェンドといっても良い実力を持った馬だったといえるでしょう。

 

☆血統背景

スクリーンヒーローで母はメジロモントレー。父スクリーンヒーローダイナアクトレスの牝系で、母はメジロ牝系と、長く日本で愛されてきた血統背景を持つ。

牝系を辿るとメジロボサツの牝系で、近親にはメジロドーベルがいる血統。祖母メジロモントレーは複数の重賞を勝利した実績馬。

 

モーリス自身は「スタミナ抜群のメジロ馬」という感じではなく、父父グラスワンダーが全面に出た「ロベルト系の大物」といったイメージだったように思います。マイル~2000mのスピード勝負に強い現役時代でした。

 

しかい、産駒には血統背景から見る「メジロっぽさ」の影響も出ていると思われます。

このあたりのデータは以降で分析していきます。

モーリス自身も古馬になってから躍進しましたし、産駒にも晩成っぽい産駒は多くなるかもしれないとみています。

 

☆産駒データ分析

ではここからが本番です!

産駒のデータを詳しく見ていき、モーリス産駒の「狙いどころ」を探っていきましょう!

 

まず、芝とダートでは圧倒的に芝の方に良績が集まっています。モーリス自身、芝馬でしたので産駒もその特徴を受け継いでいるイメージでしょうか。

 

それでは芝・ダートそれぞれで得意コースを見ていきます。

f:id:reform-k:20210118092617p:plain

f:id:reform-k:20210118092711p:plain

芝で2勝以上あげているコース

ダートで馬券になったコースの一覧データです。

 

現時点では芝では1600m~2000m、ダートでは1400m以下が得意なようです。

芝の短距離や、ダートの1700,1800も多く出走がありますが、現時点では良い成績をだせていません。

芝とダートで距離適性が少し異なる感じですね。

 

では少しずつ掘り下げていきます。

f:id:reform-k:20210118092955p:plain

馬場状態別の成績です。

芝では良馬場が最も良い成績となっています。

ダートではまだデータ母数が少ないですが、良馬場よりも稍重で成績が跳ね上がります。

芝は良馬場、ダートは足抜きの良い馬場が良さそうなデータとなっています。

 

では、主戦場となっている芝1600m~2000m

ダートの1000m~1400mでの枠順別の成績を見ていきます。

f:id:reform-k:20210118093200p:plain

f:id:reform-k:20210118093208p:plain

芝では内枠にも怯まないようですね。他頭数のレースでも成績が安定しているデータが出ているので、このあたりは「揉まれ強いロベルト系」の特徴が出ている感じです。

 

一方ダートでは外枠に良績が集まっています。砂を被るのが苦手な感じでしょうか。

 

では次に、距離延長/短縮時の成績を見ていきます。

f:id:reform-k:20210118093541p:plain

ダートでは延長・芝では短縮時に成績が上がるようです。
まだまだデータ母数が少ないので要経過観察といったところですが、覚えておいて損はないでしょう。

 

次に、主戦場となっている芝レースで、モーリス産駒はどんなレース質がお好みなのか探ってみました。

f:id:reform-k:20210118093751p:plain

自身が34秒台の上りを出せるレースで成績が跳ね上がっています。

軽い馬場やスローペースがお好みなようですね。

当たり前のデータと言えば当たり前ですが…ゴールドシップ産駒で同じデータを抽出すると、35.0~の方が若干成績が上がります。

モーリス産駒は軽い馬場での瞬発力勝負が得意なようです。

 

ロベルト系×スタミナ牝系という血統背景から、軽いレース質が得意というのは少しイメージと異なる気がします。

てっきり重い馬場や上りのかかる展開が得意だと思っていましたが、現時点では逆のようです。

 

では、そのギャップについて血統面から少し探ってみましょう。

f:id:reform-k:20210118094259p:plain

モーリス産駒の母父別成績です。

やはり母父ディープインパクトの産駒が多いので、モーリスよりもディープの特徴が出ている産駒が多いイメージですかね。それであれば軽いレース質を好むのも納得できます。

 

サンデー系を母父に持つ産駒が多いのがモーリス産駒の特徴ですが・・・

ハーツクライなどのリーディング上位のサンデー系を母父に持つモーリス産駒よりも、スペシャルウィークゼンノロブロイを母父に持つ馬の成績が良いです。

POGへ向けては参考になるデータだと思います。

 

f:id:reform-k:20210118094628p:plain

ダートで馬券になったモーリス産駒の母父一覧です。

やはりモーリス産駒は母父の影響を出しやすいといったイメージですね。

母父がダート馬であればダート馬を出してきそうです。

ダートの中距離が得意な種牡馬を母父に持ったモーリス産駒の、今後のダートでの距離適性については興味深く追っていく必要がありそうです。

 

 

☆まとめ

芝では1600m~2000m、良馬場で距離延長が狙い目。内枠が好ましいイメージ。

 

ダートでは1400m以下。外枠で距離短縮時が狙い目。足抜きの良い馬場が得意っぽい。

そんなイメージですね!

 

ただモーリス産駒は母父の特徴が出やすいようですので、予想の際には母父の特徴も考慮に入れた方が良さそうです!

 

 

以上、モーリス徹底解剖でした。

定期的に種牡馬データの分析を行っていきますので、引き続き宜しくお願いします!

また、YOUTUBEでは動画でデータ分析の解説をしています。こちらもぜひチャンネル登録をお願いします!

www.youtube.com